興味を持たれるとしんどい
境界線を意識するようになって、この数年で気付いたことがあります。
私は、自分に対してプライベートなことを質問されると、すごく距離を取りたくなってモヤモヤした気分になるんです。
相手に興味を持たれるのは、嫌われていないことなのに、急に踏み込まれた気持ちになるというか。
そのせいか、当たり障りない話題で自分から話して、沈黙を埋めようとすることも多いです。無意識に、相手に質問させないようにしてるんでしょうね。
親から何でも把握され、心理的境界線が曖昧
会話の主導権を持つと、今度は自分が話す時間が長くなりがちです。このバランスが上手く取れる時が、相手に対して特別な感情を持っていない時。「好かれたい」とも思わず、それほど相手と仲良くしたい感情がない時に、すごく聞き上手になれているようです。そのため、相手からは良い印象を持たれます。逆に、「好かれたい」時は、上手くいきません。絶妙な、「話す」「聴く」のバランスが取れず、後から反省ですね…
親の顔色を窺う癖が人との関わりで顔を出す
親の期待に応えて育ったため、相手を喜ばせたい、楽しませたい、という気持ちが強く働くようです。言ったら喜ぶだろう言葉を、自然と選んで会話できてしまっています。でも、親しくなると相手がだんだん遠慮のない態度になっていくパターン…
これも、理不尽な親の言動を水に流して暮らす習慣だったせいか、相手に対して大人の対応をしすぎるのか、不快に感じても態度に出せないのが原因だと思います。
本当は、すごく不快に感じる時もあれば、めちゃくちゃイラッとすることもあります。でも、そういうのを我慢しながら関わり、限界に達したら自分から距離を置くというパターンです。友達であっても、遠慮して言えないのが一番の原因ですね。友達には「見捨てられ不安」のような気持ちで、大事にされてない態度なのに、受け入れ続けてしまう。良くないですね…
生き方を変える
相手に踏み込まれたり、相手のペースに振り回されるのがしんどいことに気付いたので、私なりに生き方を変える決心をしました。
①境界線をしっかり引いて、入りこまれないようにする
②大切にされていない言動や、しんどく感じる場合には、意思表示するか関わらない
生き方を変えることで、今まで、自分の不快な気持ちを後回しにしながら構築した人間関係は、続かなくなるでしょう。でも、それでいいと思えています。もう自分の我慢の上で成り立つ関係は、しんどくて無理です。お互い様のこともあるかもしれませんが、自分ばかり合わせたり折れる必要はないと思うようになりました。生き方を変えてからの自分に合う人と、これから仲良くしていけばいいと思うんです。
自己分析からの決心を綴りましたが、最後まで読んでいただき、ありがとうございました、