いつか潰れるだろう
先日、私の知人のご家族が誤診されたことを知った。風邪扱いされたが、心配で他の医療機関に行くと大きい病院へ紹介。その病院で、ひどく驚かれてすぐ入院になったとのこと。もう、絶対あの病院には行かないらしい。
その誤診した病院が、私が辞めた職場。聞いた時に、私は「あ〜、やりかねないな」と思った。
改善がない結果
私が働いていた頃から、いろんなミスが多かった。恐らく、表に出ていないミスもたくさんあるような環境で、改善どころかさらに悪化している様子。
当時から、他の医療機関なら謝罪会見をしているようなことも起こっていたが、もちろんそんな謝罪もしていなかった。
意識改革が進まない
そうやって、何でもバレるまでなかったことにしてきた結果、対応の悪さもあり、どんどん悪い評判が定着し、患者も減っている。こうやって、閉鎖に向かって進んでいくのだろう。
働いている職員は、「ただの尾ひれがついた口コミ」として現実には目を向けず、腐った環境にまみれて駒のように働き、患者離れは進む。
働く当事者達は客観視できずに他人事
医療機関の職員は、「書き込まれるものには、デマも入っているから、全部信じる必要はない」という心理が働く。でも、実際はそうでもない。
自分や家族が同じ目に遭ったら、間違いなく同じように激怒する内容。ミスや不誠実な対応について、内容が具体的で、細かいところまで指摘されているなら、信憑性は高い。
働いていることを隠したかった
私は、勤務していた頃、その病院で働いていることを言いたくなかった。それくらい、評判の悪さを感じていたから。恥ずかしかった。もし知られたら、自分に関係ない苦情を言われることもあった。
医療のレベルは、モラル、医療のレベル、連携、接遇が揃っているのほど評判が良い。これらが一つでも欠けると、苦情になる。
辞めて良かった、よく耐えて働いたと、心から思った出来事だった。