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自己紹介/自炊100パーセントの理由
わたしは外食をしない。
スーパーやコンビニのお惣菜、お弁当も食べない。
なぜならわたしには重篤な小麦アレルギーがあり、多くの加工食品を食べることができないからだ。
食べられるものは基本的にじぶんで料理したものに限られる。
こんなことを他人に明かすとたいていは、ちょっと変わった人とみられてしまう。
ここ最近はヴィーガンだったり、糖質制限食、グルテンフリーなどの多様な食生活が市民権を得ている。
だけど、たまには外食をしたりと無理のない範囲で生活にとりいれている人がほとんどだろう。
リアルな人間関係では飲みに行ったりランチをしたり、外食をともなうコミュニケーションが必要不可欠とされているからだ。
わたしのようにこういったコミュニケーションの場にまったく顔を出さないでいると、付き合いが悪い人という烙印をおされる。
世の中にはたくさんの美味しいものがあふれていて、それを享受できないわたしはマイノリティーといってもいいのかもしれない。
これまではそのことを一生懸命隠して、人の目に触れないようにして生きてきた。
だけどこの頃はわたしの中で考え方が変わってきている。
こどもたちがある程度大きくなり、これからのじぶんの生き方を再構築しようとしているからだ。
じぶんの弱みを隠して生きていくのではなく、じぶんだけにしかない個性として強みにしていく。
いろんな種類の生きづらさをかかえている人たちに、どう乗り越えていこうとするのかを伝えていくことはできるんじゃないかと。
とはいうものの、弱みをさらけ出すのはやっぱりこわい。
イソップ童話の「王さまの耳はロバの耳」の理髪師は、王様の秘密を井戸で叫ぶことで苦しみから解放された。
わたしもこの場所で、溜め込んでいるもやもやを少しずつ出して消していきたい。
そして今日もわたしは自炊をする。