文章をうまく書けるようになるには、本を読む時間をたくさんとるべきか?
私は小さい頃から、外で遊ぶことよりも室内で本を読むことが好きだった。
その性質は大人になってからも変わらず、本を読むことは生きることだった。
そして充分に大人になった今、文章を書くことに挑戦している。
今までの人生の中でこれだけの読書をしてきたのだから相当な文章力がついているのではと思いきや、全くそうではなかった。
このことから、文章力は読書量に比例しないという結論に至った。
まずは書いてみる
文章をうまく書けるようになるには、まず一番は文章を書くこと。
私には、人に読んでもらうことを前提とした文章をかく経験が絶対的に不足している。まずはとにかくたくさんの文章を書くことが必要だ。
その次に大事なのは話すこと
次に優先するのは話すことだと思うようになった。私は他人と話すことが得意ではない。特に、自分の意見を人前で話すなどということはかなり勇気がいる。話すことと書くことはつながっているのだと思う。
そして最後に本を読むこと
書くこと、話すこと、優先度として最後にあるのが読むことだと思う。
美しいリズムの文章を読むことは良い刺激になるけれど、良い文章をかけるようになる絶対条件ではない。私の経験からそう感じる。読むことは受け身だということがその最大の理由だ。
英文を例にしてみるとよくわかる。単語さえ知っていれば英文を読むことはできる。しかし反対に、単語を知っていても英文を書くことはできない。文章を組み立てることができないからだ。
どれだけ読書によってインプットをしようとも、書くこと、話すことのアウトプットなしには自分の文章力は成長しない。
たくさんの本を読み、人とたくさん話し、たくさんの文章を書くことで文章がうまくなる。
今は書くとはそういうものだと思っている。