見出し画像

[劇団四季]美女と野獣の感想

美女と野獣

初見。昔アニメ映画をテレビで観たことがある程度の曖昧な記憶で観賞。

意外な発見!!

観終えてまず思ったことが・・・
これ、ベルと王子じゃなくて、使用人が主人公だったのね?!
ということです。

王子のせいで大変な姿にされた使用人たちが、
必死にベルと王子をひっつけようと奮闘する姿が終始おもしろく、
もし、元の姿に戻れなかったらという切なさもある。

ガストンの魅力

いわゆる脳筋野郎なのですが、
やたら街人たちがこいつをもてはやす。
科学の発達していないこの世界では、
力こそパワーということでしょうか。
それにしても傲慢。

動きのキレがディズニーアニメそのもので
面白かったです。
悪役の役者さんが上手だと、
舞台の質が一気に上がるような気がします。

ガストンのやることは好きにないけれど、
演技力に惹きつけられ、好きになってしまいそうでした。

名曲


あんたが歌うんかい!と思わされたbeauty &beastですが、

これが…いい。言わずもがなの有名曲。

ポット婦人のムーディーで哀愁もある歌声。
母親がふと夜空を見て思い出した、
昔の恋の記憶のような。

大人の乙女心感がおしゃれでセンチメンタル。

ポット婦人は終始思いやりがあり、
お上品で温かく、安心感のある存在でした。
それゆえ、ふと見せる
呪いにかかってしまった我が子を思う様子に、
胸を締め付けられるようでした。

最後、人に戻った息子が駆けつけてくるところ、
ご婦人のみなさんの微笑ましい声が響いておりました。
みなさん、あんな小さな子がこんな大舞台でちゃんと出来るのか!
とハラハラして観ていたのではないでしょうか?。
私は喋るたびにハラハラしていました(^^;)が、
春に観たアナ雪といい、子役さんもしっかりプロフェッショナル。
緊張がみえない立派な演技。さすが四季ということでしょうか。
高いチケット代も納得です。


反省

今回、観劇の3日前くらいに急遽チケットを買ったので、
かなり遠くの席からの観劇となりました。
値段は前の方とほぼ同じなのに舞台が遠いこと・・・(ToT)
しかもアンフィシアターがワイドに広すぎてか、
役者の声がぼやけて聞き取りにくい感じがありました。

これでこの値段なら、絶対前の方の席を予約していかないと
損した気分になってしまうなあと思います。
そして四季専用劇場が恋しくなりました。

後ろの方は空席も有り余っていることですし、
色々事情はあるのでしょうが、
チケ代8500円くらいに設定して埋めたほうがいいのでは?
と思っちゃいます。


自席から見た舞台。
視界に収まりすぎる(泣)

階段の非常灯も完全に消えていなかったし。
前の人の頭もいっぱい見えるしで、
現実に引き戻されちゃいました。



いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集