![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/157399485/rectangle_large_type_2_94c66d132a8a80df35afcaf99eaccd72.jpeg?width=1200)
[劇団四季]美女と野獣の感想
美女と野獣
初見。昔アニメ映画をテレビで観たことがある程度の曖昧な記憶で観賞。
意外な発見!!
観終えてまず思ったことが・・・
これ、ベルと王子じゃなくて、使用人が主人公だったのね?!
ということです。
王子のせいで大変な姿にされた使用人たちが、
必死にベルと王子をひっつけようと奮闘する姿が終始おもしろく、
もし、元の姿に戻れなかったらという切なさもある。
ガストンの魅力
いわゆる脳筋野郎なのですが、
やたら街人たちがこいつをもてはやす。
科学の発達していないこの世界では、
力こそパワーということでしょうか。
それにしても傲慢。
動きのキレがディズニーアニメそのもので
面白かったです。
悪役の役者さんが上手だと、
舞台の質が一気に上がるような気がします。
ガストンのやることは好きにないけれど、
演技力に惹きつけられ、好きになってしまいそうでした。
名曲
あんたが歌うんかい!と思わされたbeauty &beastですが、
これが…いい。言わずもがなの有名曲。
ポット婦人のムーディーで哀愁もある歌声。
母親がふと夜空を見て思い出した、
昔の恋の記憶のような。
大人の乙女心感がおしゃれでセンチメンタル。
ポット婦人は終始思いやりがあり、
お上品で温かく、安心感のある存在でした。
それゆえ、ふと見せる
呪いにかかってしまった我が子を思う様子に、
胸を締め付けられるようでした。
最後、人に戻った息子が駆けつけてくるところ、
ご婦人のみなさんの微笑ましい声が響いておりました。
みなさん、あんな小さな子がこんな大舞台でちゃんと出来るのか!
とハラハラして観ていたのではないでしょうか?。
私は喋るたびにハラハラしていました(^^;)が、
春に観たアナ雪といい、子役さんもしっかりプロフェッショナル。
緊張がみえない立派な演技。さすが四季ということでしょうか。
高いチケット代も納得です。
反省
今回、観劇の3日前くらいに急遽チケットを買ったので、
かなり遠くの席からの観劇となりました。
値段は前の方とほぼ同じなのに舞台が遠いこと・・・(ToT)
しかもアンフィシアターがワイドに広すぎてか、
役者の声がぼやけて聞き取りにくい感じがありました。
これでこの値段なら、絶対前の方の席を予約していかないと
損した気分になってしまうなあと思います。
そして四季専用劇場が恋しくなりました。
後ろの方は空席も有り余っていることですし、
色々事情はあるのでしょうが、
チケ代8500円くらいに設定して埋めたほうがいいのでは?
と思っちゃいます。
![](https://assets.st-note.com/img/1728525065-G54M9d7gc8rWSqUfTIaevCY3.jpg?width=1200)
視界に収まりすぎる(泣)
階段の非常灯も完全に消えていなかったし。
前の人の頭もいっぱい見えるしで、
現実に引き戻されちゃいました。