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札幌2泊3日舞台「千と千尋の神隠し」を観に行った思い出2024.6〜新千歳空港から小樽まで満喫!オススメ体験&グルメ紹介〜



まえおき〜思い切りがくれたプレゼント〜

今年6月、千と千尋の神隠しの舞台を見たいという母の要望により、1週間前にチケットから飛行機、ホテルまですべて押さえるというドタバタをしておりました。

なぜわざわざ北海道まで!という話なのですが、
言わずもがなの人気公演なので、本州開催のチケットは当たり前のように売り切れでした。
札幌のチケットならS席でわずかに残りがあったので、急いで予約。
これがなんともラッキーなことに、
前から12列目のど真ん中の席が当たり、
最高に観やすく、北海道まで駆けつけるという決断が報われたようで嬉し泣きでした笑

わたしはそもそも千と千尋の舞台が新しいキャストで公演をしているというのを知らなかったので、
予約後に舞台のことを調べました。
上白石萌音さんや橋本環奈さんを生で見れるんじゃないのか〜と少し残念に思ったものの、
昔から大好きな声優さん、朴璐美さんが湯婆婆役の回が当たったので、そこはめちゃくちゃ嬉しかったです。

それでは、ここからは旅のスケジュール通りに感想を綴って行きたいと思います。


舞台前日に前のり!新千歳空港到着!

せっかく北海道に行くので、2泊はしようと決めたものの、1日目は何をしようかと悩み、親子ともに自然が好きなのでカヌー体験を予約。

新千歳空港まで迎えにきてくれる、
美々川カヌー体験に参加しました。

空港内の待ち合わせ場所に行く前にお昼ご飯を♪

竈円山 新千歳空港店

西洋わさびがふんだんに乗ったハンバーグ

空港内は全てが高い感じで悔しかったです。
できたら目的地の駅で食べたいですね。

空港から数分で!美々川カヌー体験


私はじゃらんで予約しました。この日は13時ごろの回で二組でした。
スタッフによると、午後はまぶしくなるので、午前の体験がオススメだそう。

空港の一回で待ち合わせ、スタッフの車で10分。
乗り場に到着したらライフジャケットを着ます。

美々川は湧き水の川なので、流れも穏やかなうえ、浅くて安全です。

軽く漕ぎ方を習い、いざ出発。
スタッフは気さくなネパール人。
長良川のラフティングでもそうでしたが、
皆さん日本語バッチリで本当に尊敬します。

カヌーにスタッフは同乗しませんので、
親子だとなかなかスムーズに進まず、
ギクシャクしました笑

付き合いたてのカップルだと相性が試されそうです。

意外と力のある男性の方が、
漕ぎ過ぎだ船が回転しやすいそうです。
なので、少ない力でうまく二人のリズムを合わせるのがまっすぐ進むコツ。

頭でわかっていてもなかなかまっすぐいけませんでした。

周りに何もなくて爽やかです
マングローブのようなエリアは新鮮でした。
写真は前からスタッフがとってくれます。

そして名物の白鳥さん。いつもここにいるらしいです。
近くで写真を撮らせてくれました。
一人で寂しくないのかな?

6月中旬でしたが、北海道は爽やかで過ごしやすかったです。
ぜひ、飛行機の時間に合わせて楽しんでみてください。

新千歳空〜札幌駅〜トリトン

夕方、札幌駅に到着。ホテルに行く前に回転寿司トリトンへ行きました。
歩いたので15分くらいかかりました。
平日ですが1時間待ちでした。
辛かったですが、せっかく来たから!と、スーツケース片手に我慢。
やっとこさありついたお寿司は本当に美味しかった。
鰯のお寿司など初めて食べるものもありました。
ネタはどれも新鮮です♪
茶碗蒸しは甘過ぎて、地域差を感じました。
やはり寒い地域はカロリーを多くとる傾向が昔からあったのでしょうか?

食事を終え、ホテルへ。暗いし荷物もあるしでタクシーを呼びます。


今回はこちらへに連泊。

札幌ビューホテル大通公園

こちらは舞台の会場、hitaruまでも徒歩圏内であり、
公園が真ん前なので朝のお散歩も楽しめました。
お風呂とお手洗いが完全に分かれているのもよかったです。


公園側のお部屋

旅2日目、舞台当日。

朝食ビュッフェも種類があって良いです。
ドリンクバーにかつげんもありました。

朝食会場でコーヒーをいただいて朝散歩へ。

たくさんお花を植えている途中でした

北海道大学植物園

舞台までの暇つぶしに、徒歩で遊びに行きました。

だだっ広いですが、お花は季節柄かあまりありませんでした。
北海道特有の植物がまとめて展示されているので、
本州の植物との違いがわかりやすくて楽しめます。
アイヌ民族の日用品の展示などもありました。







札幌芸術文化劇場hitaru

ようやく今回のメインイベント、千と千尋の舞台を観に来ました!


主演は川栄李奈さん。

舞台「千と千尋の神隠し」感想


〜原作への思い入れ〜

私、ジブリの中で一番観た回数が多いのがこの作品でして、思い入れがありました。当時、ビデオテープを何度も巻き戻して観、公式のアート資料集まで買って楽しんでいました。セリフもほとんど覚えていました。

数年前に映画館で再上映された時期も劇場に足を運びました。

この作品の魅力は唯一無二のキャラデザインや画づくりと、久石譲の完璧すぎる音楽が織りなすファンタジー感だと思います。
ハリーポッター賢者の石が同時期公開だったと思いますが、
どちらも世界観が面白く、音楽もよくどハマりしました。

千と千尋は、主人公は平凡も平凡な少女ながら、ヒーローのハクはおかっぱ
という異常な取り合わせ。いま思っても意味のわからないキャラデザですね。
それがお笑いにならず、かっこ良く見えるんだからすごい。序盤の
どんどん千尋が異世界に追い詰められる雰囲気のせいで、ハク様の安心感がすごく、おかっぱとかどうでもよくなってしまう流れが良くできている。
釜じいや湯婆婆の強烈なビジュアル、大根やひよこの神様の愛らしさ。
それらが湯屋でわちゃわちゃするという謎の設定。
このオリジナリティに引き込まれていまします。

〜舞台の感想〜

冒頭にも書きましたが、朴璐美さんの湯婆婆が最高でした。
夏木マリさんが生で観たい!という気持ちもありましたが、
朴璐美さんの声も大好きなので、耳が幸せでした。
いざこの舞台を観て見ると、ハクより湯婆婆の方がセリフが多い
ということに気づきます。
多分、ちひろの次にセリフが多いので、かなり重要な役です。
ハクは龍になったりといなくなる時間が長いので、
意外と誰がやっても支障がなさそうでした。
ただ、醍醐さんのハク、非常に声が入野自由さんに似ており、
佇まいも手の使い方もジャンプの仕方も完璧にアニメ通りのハク様!!
これは感動でした。もっと動いているところを見たかった!!
動きでいうとおばたのお兄さんが、しゃがんだ状態で後ろ跳びして
台の上に乗るというシーンに驚愕しました。
まさにカエルの動き!パペットだからと舐めていました。
調べると、おばたさんは体育大出身ということで、その身体能力に納得しました。
他にも、リンの役者さんも声がそっくりで感動しましたし、
まっくろくろすけも大量発生。
カオナシもバッチリ気持ち悪い!

川栄さんの千尋は、序盤のおぼつかない感じから毅然としていく様を
うまく表現されており、バッチリ千尋でした。

舞台装置も見所で、湯屋の木造建築をよくここまで作ったなと、
一目見た時から感嘆しておりました。
高さもバッチリあり、重厚です。
千尋が長いハシゴを登るシーンが多いのでハラハラしました。

演出もマンパワー全開という感じで、舞台上の人口密度があり、
映画同様、豪華でわちゃわちゃとした湯屋の雰囲気がバッチリ
表現されており、原作ファンも歓喜です。
前半が終わった時点で既に、よくやってくれた!
と思いました。

音楽も生オケ。チケット16500円くらいだったかな?
もう納得です。
久石サウンドを生で聴けるだけでもとんでもなく幸せです。

〜さいごに〜

きっとたくさんの人がこの作品に愛と熱を込めて
携わってくれたんだろうというのがしっかりわかりました。

ぜひ他のキャストも観てみたいので、
次の公演予定が出ることを祈っています。





札幌駅から北広島駅〜エスコンフィールド見学〜

舞台鑑賞後、気になっていたエスコン見学へ。
北広島駅からバスに乗ります。
試合のない日なので、もぬけの殻。
ただただ静かで、建物に飲み込まれて神隠しに合いそうでした。
自分は野球のルールもよくわかっていないタイプなのですが、
ここで観戦したら楽しそうだなと思いました。
とりあえず新しくて綺麗ですね。

トリュフベーカリーでお買い物


帰り、バスが待ちきれず、北広島駅まで徒歩で移動しました。
30分くらいでした。とにかく何もない道なので寂しかったです。

札幌駅〜すすきのラーメン横丁〜

ホテルから歩いて来ました。昆布とホタテのラーメンが気になり、
札幌ラーメン悠に30分並びます。
前日のトリトンで1時間並んだので、マシに思えました。

昆布でちょっとぬるんとしたスープが斬新。
大将が母と私の写真をとってくれました。
ラーメン屋さんなのに!と驚きました。
おもてなしの心が嬉しいですね。


3日目、小樽で青の洞窟クルージング〜新千歳空港


3日目、ホテルを出発し、1時間電車に乗って小樽駅へ!
オルゴール館などメジャーどころを見学し、
せっかく来たからということでクルージングに参加しました。
私はこちらを予約。
駅からは少し歩かないといけませんが、空いててよかったです。



乗り場までの途中で謎のアイスを買いました。



いざ、乗船!

今回は私たちと、5人家族の二組でした。

洞窟に向かってぐんぐん小樽湾を進みます。
各会社、同じ時間帯にクルージングするので、
シーズンになると洞窟渋滞が起きるらしいです。
6月はホテルも空いてるし、穴場ですね。

この辺りで天然をウニも見ました。

船長の解説を聞きながら進みます。


洞窟内の記念写真タイムもバッチリある会社でした。
会社によっては撮影タイムなしと聞いたので、
要確認して行って見てください♪

往路ではカモメにかっぱえびせんをあげることができました!

かなり人馴れしており、手からえびせんをぶんどって行きます。

近い!!
 美しいです。

えびせんがなくなってからも、
執拗に船を追いかけてくるのが少し恐ろしかったですが笑
楽しい時間でした。


小樽の街に戻り、定番のカフェで一服し、空港へ向かいました。
ガラスの工芸品など、たくさん見る場所があってあっという間に
帰る時間になってしまったので、もっと夜の飛行機で変えればよかったと
反省。

でも、また来たいと思える旅行が一番いい旅行ですよね。


北海道は永遠に開拓しがいのある旅先であってほしい。
また行けますように!


北一硝子3号館


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