マニラで宙ぶらりんな時期、台所を想い人生の塩梅について考える
ライフステージに合わせ、移住先もアップデート。メルボルン、シンガポールに続いて、現在フィリピンでビザ申請中です。
ビザがおりるまでは、国内待機が必要。
パスポートも関連機関にお預け中。
フィリピン国内から出られません。
フワフワした宙ぶらりんな期間。
折角ならばこの機会に、マニラ内幾つかの街に滞在しよう。数週間毎にAirbnbホッピングしています。
今週で4週目。滞在先も4ヶ所目。
正直、そろそろ自分の台所で料理をしたい!
そんな気持ちから、おいしそうな家庭料理に目が釘付け。
奄美の京子さんのお言葉、心に沁みます。
美味しそうなお料理だけではなく、お話から伝わってくるメッセージ。
優しい口調なんだけれど、鋭いメッセージ。
やってみる。
そして、自分で調整していく。
レシピに頼るのではなく、自分の感覚を信じて自分好みにする。
「レシピ、つまりマニュアルから外れてごらん」
経験があるからこそ、塩梅も分かってくる。
冒険して見えてくる自分の味、自分らしさ。
「自分の味・人生を生きてごらん」と、背中を押してくれています。
「型」「マニュアル」は安心感。
「この通りにすれば失敗しない」と言うイリュージョン。
そのままで満足ならば、それもよし!
なにかしら違和感を感じるのならば、ハズレちゃえ。
自分の好みに変えていいんです。
ビデオの奄美の京子 さんには及ばないけれど、半世紀の人生経験+教師20年の時間から学んだのは、「自分」の軸を持つ大切さ。
「型」「マニュアル」は、国や環境が変わると、ガラッと変わる。
その度、第六感まで含めフル回転させ、経験を重ね、自分の軸を基にしてバージョンアップさせていくしかない。「決してこれだけは譲れない」というものがくっきりしてくる。
好きだった同じ場所も、ふと「あれ?居心地がよくないぞ」と、気がつくこともあるかもしれない。
成長して服が小さくなるように、環境も着替える時が来るもの。
感覚が鋭い子どもは、マニュアルに沿った口先だけの言葉を見抜く。大人が恐怖感を与えて押さえつけたら、聞いたふりはしてくれる。彼らは納得しないと話を聞かないだけではなく、だんだん反発してくる。
これは、子ども達の塩梅探し。
「違和感」を感じられるのはパワー。
「なんか違うぞ」と感じられるように、自分の舌を研ぎ澄ましておこう。
おいしいごはんが食べたいぞ!
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