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人生とはCである。Cに何を入れますか?
授業始まり、ウォームアップ。
気になった言葉や表現等を紹介する時がありました。
準備も特に必要なく、5分程で終わる授業の導入。
人生は、BとDの間にあるCである。
最近聞いて、耳に残った言葉です。
B/Birth → ❓ → D/Death
人生を象徴するCから始まる英単語、❓に何を入れますか?
この文章は、内容が「人生」なので、小学生にはまだちょっと年齢的に早い質問かな。あと、Deathも授業中に気楽にウォームアップで発言したい内容ではないので、クラスでは使いませんが、あなたなら何を入れますか?
Cから始まる単語で、何が浮かぶかなあ。
Can!子ども達、言いそうだなあ
シンガポールならば、Can Canね。
人生は、Can!
いいじゃあないですか。
自分でも考えてみると、色々とCから始まる単語で人生を象徴する言葉が浮かびます。
Communication
Connection
Creativity
Concern
Commitment
ちなみにサルトルは、Choice(選択)と説いたそうです。
生まれて死ぬまでの間にある選択こそが、自分の人生
日々の小さな選択から、数年かけて決める選択。全てが結果として、私達の人生になっていきます。
ある1日を振り返ってみても、沢山の小さな選択が頭に浮かびます。
リサーチによると、大人は平均的に1日に約35,000の選択をするそうです。
小さな選択も大きな選択も、連鎖反応でこれからの人生に影響していく。
選択をするときのキーワードは、
「後悔したくないから」
大学時代の友人から言われたことですが、この言葉を、私は大きな決断の際によく口にしているようです。「後悔」しないように生きたいと、確かに常に意識をしています。
この10年位、「時間」に限りがあることを実感し始めました。40歳になる手前で、両親を続けて亡くしたことも関係あるかもしれません。
なくなる数週間前、母が口にした言葉があります。
「もっと一緒に時間を過ごしたかったな」
「もっともっと」
どんなに一緒に時間を過ごしても、人はそう思うのかもしれません。
子どもが小さい頃、親は忙しく、親が自分の時間が出来た頃は、子どもは忙しい。お互いのライフサイクルのタイミングが合いませんよね。
何百万人もの人達が読んだ『The Top Five Regrets of the Dying』(日本語訳『死ぬ瞬間の5つの後悔』)。著者のブロニー・ウェアは、終末期ケアで耳にした、人生の終わりが近付いた人々がもつ共通の5つの後悔を紹介しています。
ブロニー・ウェアが聞いた5つの後悔
自分らしい生き方をすればよかった
働きすぎなければよかった
気持ちを素直に伝えればよかった
友人ともっとつながっていればよかった
もっと幸せを感じてもよかった
母の言葉も、当てはまっています。
スティーブ•ジョブスの有名な最後の言葉も、「5つの後悔」と共通点が多いですね。
40代半ば、ふとした時ある思いが頭に浮かびました。
「このままでは、母と同じ言葉を人生の終わりに自分も口にするかもしれない。」
息子の誕生と両親とのお別れで、私の「選択」軸も大きな影響を受けました。そこから、家族会議で軌道修正をし、その結果今ここにいます。
数ヶ月過ぎても思うように進まない業者の対応をしている時、ふと「私はなぜここにいるのだ!」なんて言葉が頭にポッと浮かびます。ネガティブスパイラルに吸い込もうとする悪魔の囁き。
そんな時、悪魔の囁きになびくのではなく、自分達で「選択」したことを思い出し、その「選択」に自信を持つように脳のスイッチを意識して変換。
これも「選択」。
限りある時間を大切に、後悔しない選択を意識して日々過ごしたいものです。
(つぶやき)
…と分かっていても、リベンジ夜更かししちゃうんだよね~。