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フィリピンで元教師がオルタナティブ教育の学校を見学。

シンガポールを離れて、もうすぐ5ヶ月。
あっという間に時間が過ぎていきます。

先週、半世紀の誕生日を迎えました。
今年実は2度転んで怪我をしまして、数週間思うように動けない時間を過ごす事に。怪我無く健康で過ごせ、年を重ねられることに、ただただ感謝です。


誕生日、ドライブ先でオルタナティブ教育の学校突撃訪問

誕生日なので、業者さんの対応で日々白目を剥きたくなる出来事を忘れるべく、メトロマニラから南へ南へと1日ドライブへ家族で出かけました。

出かけた先で、「こんな場所に、学校?」
思いがけずオルタナティブ教育の学校を発見。

Acacia Waldorf School
シュタイナー教育の幼稚園からYear 12の学校でした。

シュタイナー教育は、オーストリアの哲学者ルドルフ・シュタイナーにより創始された教育法です。

シュタイナー教育のポイント

全人教育:頭(知性)、心(感情)、体のバランスを大切にして、学問だけでなく、芸術や体を使った活動も重視。
年齢に応じた教育:子どもがどんな段階にいるかを見ながら、その成長に合わせた学び方を取り入れる。
創造力と想像力の育成:テストや教科書に頼らず、子どもが自分で考え、作り出す力を育てる。
リズムと習慣:毎日の生活にリズムを持ち、安定した環境で学ぶ。
自然との関わり:自然を大切にし、外での活動や手仕事を多く取り入れる。

隣に小さな農場とカフェがある、こじんまりとした学校です。自然豊かな、のんびりとした心地よい雰囲気でした。

実はこの日、一つ目の目的地がThe Farm Shedというカフェの方。カフェに向かう途中、隣の学校に気が付いたという流れです。

目的地のカフェへ向かい、隣接の農場でお散歩をしたり、水牛のカートに乗る体験をさせてもらいました。その間に、学校から小学校低学年のグループが賑やかに農場にやってきました。

農場の小動物へ一生懸命餌をあげようとしている子ども達の姿は、微笑ましい光景。

授業の一環として定期的に農場で時間を過ごせるのは、羨ましい。

農場で時間を過ごし、そこで収穫された食べ物を食べ、自然への感謝の気持ちが育まれる。そんなサイクルを願う信念が感じられました。

我が家は現時点ではHome Education・Travel Schoolingがあっているので、息子の学びをフルタイムで学校に戻すつもりは今はありませんが、オルタナティブ教育は私自身関心があります。ご迷惑とは思いつつ、お話を聞かせてもらえるかどうか、アポなし突撃訪問へ。

「お時間があれば、お話を聞かせて欲しいのですが」

入口のセキュリティースタッフに声をかけさせてもらいました。

予約をしてきたわけではないので、「あくまでも、お時間があれば」とセキュリティーのスタッフに伝えると、「ここで待っていてください」と、オフィス近くのベンチに案内してくれ、扇風機を付けてくれました。

風にあたりながら、広場で劇の練習をする子ども達の様子を座って眺めていました。

暫く待って、アドミッションスタッフにお話を聞くことができました。

元教師が学校を見学すると

元教師が学校を見学すると、保護者の立場からだけではなく、学校の内を体験しているからこそ、気になることも見えてきます。今回のお話し中も、この学校の特徴から2ポイント気になる点がありました。

広告でも批判でもないので、ここから本当に気になる方だけに読んで頂く為に有料記事にします。元教師が学校を見学した際に感じた率直なポイントが、他の学校見学の際にも参考になれば幸いです。

濁されたポイントこそ、真実が隠れている⁉

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