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自動的に夢が叶っていく方法

『ブレインプログラミング』(アラン・ピーズ、バーバラ・ピーズ)より

自動的に夢が叶っていく、

自己啓発に傾倒していた自分にとって、そんな夢のようなことがあるのか、と疑って手に取ったのを覚えている。

しかし、いざ読んでみると、非常に科学的、論理的な内容で説得力があった。面倒くさがりな自分でも、読み終わったあとは、すぐに「やりたいことリスト」の作成に取りかかっていた。

やり方は非常に簡単なのだが、
その方法の前に、なぜ自動で夢が叶うのかを軽く説明する。

脳には、網様体賦活系(もうようたいふかつけい)、通称RAS(Reticular Activating System)という仕組みが存在し、「無意識でも」呼吸したり、心臓を動かしたり、欲求や老廃物の排泄を行ってくれている。

このRASは、人が得る情報にも機能する。脳は毎秒大量の情報を処理しているが、99.9999%の情報は意識に上る前に捨てられ、わずかな情報のみが意識まで上がってくる。

分かりやすい例として、実は、人は常に自分の鼻の頭が見えている。「えっ?」と思った人も多いと思うが、気にして見てほしい。不思議と、言われるまでそれを認知して生活している人はいなかったはずだ。

それもRASが必要のない情報として処理してくれていたのである。

他にも、周りを見渡して、赤色のものを目に入れてください、と言われるだけで、ぼんやり見ていた周りの景色から赤色のものが意識に上がってくる。

この自動機能が、RASの強力な仕組みである。

この仕組みを使い、自分の「本心から」したいこと紙に書くだけで、RASがそれを実現するために必要な情報を「自動で」集めてくれる、というのがこのブレインプログラミングの真髄だ。

つまり、あなたのやることは以下の通り

①本心から「したいことリスト」を書く。

優先度のABCをつける。

達成している映像をイメージする。

この3つだけである。

人は「どうやって」やるかを考えてしまい、自分の本心からやりたいことを心の奥にしまってしまう。
しかし、どうやって、の部分はRASに任せればいい。自分は「なにをしたいか」に全力で意識する。
そうすると、ナビのように自動でその目的地まで連れて行ってくれる。

さらに加速させるためには、

・具体的な期限を切る
・目標を細かく分ける
・詳細までイメージを持つ

というのが効果的である。

自分自身もこの取り組みを行い、変化のきっかけになったことから思い入れのある本である。

昨年からnoteを書いてみるというのも優先度Bとして掲げていたが、今こうして書くことを達成できている。

頭の中で考えたことを、心から信じられるなら、人はそれがどんなことでも達成できる。

ナポレオン・ヒル(1937)

p.s.
GMOの熊谷社長が出している「夢がかなうアプリ」は、
無料かつ、このリストと親和性があるのでオススメです。


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