ジャミラ哀歌(初代)
ジャミラが詩を吟じるそうです。ではお願いします。
肩を聳やかし 国際平和会議場に立っている
あの惑星に不時着し 異形の適応進化を遂げたわたしは
わたしを見捨てた某国への復讐心に燃え誇らしげに立っている
夏の暑さに負けないめっぽう強い身体を持ち
印度象の5000倍の力持ち
が そこんとこだよそこゆく奥さん旦那さん 水にはめっぽう弱い
ここだけの話 郷のおふくろにも弱いんだけどね
サービスで吹きかけ気味で耳打ちしとくからさっ
おとずれた格闘の瞬間
ハリボテのように街をなぎ倒す快感
激しい人工降雨にも負けないで耐えてしまった健気なわたくし
でもでも・・・ ウルトラ水流!!
あっ あんなすっすごいのっっ
なんか 志半ばで潰えてもいいカモッて
墓碑銘には 消え入る時 思ったのだけれど
「万国旗を押しつぶしちゃってごめんねっ」
って穿ち綴ってほしかった
「祖国への想いはわだかまってるけれど 会議がまとまるのを祈っています」
ってね
会場の皆さん、上手くいえないけれど ありがとう。