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ブルースセッション(音楽日記)

 ブルースセッションが某店舗であり。十数年ぶりに某県のパイントップ・パーキンスことピアノ弾きのW氏と遭遇。
 映画祭の期間で路上に文化人識者が多いだろう何某町の裏通りで、誰でもそんなの知ってる
「奴隷労働のさなかで生まれた労働歌なんですブルースは」
ブルースの歴史講釈MCを要領えぬまま脈絡もなくドーンと文意が飛び飛び(チベット→マチュピチュ→アガルタ)且つたどたどしくし、何某町に声が木霊し話が展開するほど空虚感が広がったあの日以来でしたねお元気にしてましたか?
 ピアノをアンプリファイズせず生で頑張る、ジャラジャラ随所で飛び出る伝家の宝刀「ロール」も健在也、で。
 昔はW氏の名前を呼ぶ時皆ニタリしつつその抑揚にあんたも好きねえの親しみ及び芸風の想起を込め発音していたけれど、事実ブルーズのボーカルとれる人は今となっては貴重で。
 芸風も当時からのものを想起させるもので、なんか少し有り難い気持ちになり。

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