最近のタケシはスッキリしない。ネガティブな言葉を書き殴った日。【エッセイ】

気づけばタケシはもうすぐ５０歳。

心の変化、体の変化、環境の変化に苛まれる日々を過ごしていた。

タケシは、フッと思った。

ネガティブな要素だけを書き殴ってみたらスッキリするだろうかと・・・。

こころの状態。

やる気が出ない。

興味がわかない。

欲しいものが無い。

チャレンジしたくない。

新たに覚えるのが億劫。

イライラする。

話したくない。

一人で居たい。

汗がすぐ出る。

心拍数が上がる。

目を合わせたくない。

人のせいにしたい。

全て嫌になる。

投げ出したくなる。

不安になる。

何をやってもつまらない。

とにかくめんどくさい。

からだの状態。

関節が痛い。

手の指の骨が曲がらない。

右足首が痛い。

首が痛い。

肩こりが激しい。

老眼が酷い。

すぐ疲れる。

動くのがめんどくさい。

油の多い食べ物がキツイ。

味覚が変わった。

白髪が増えた。

足が臭い。

体が臭い。

シミが気になる。

手がやけに老けた。

太った。

環境の状態。

一人でいる事が多くなった。

一人で居たい。

家族から疎外感がある。

お金を稼ぐのがアホらしい。

住宅ローンがしんどい。

税金が高い。

会話する人がいない。

仲間がいない。

気心知れた人がいない。

なんのために生きているか分からない。

新しい車が欲しいが管理がめんどくさい。

一日がマンネリ化してつまらない。

仕事で人をフォローするのがしんどい。

仕事しかしていない。

休みにすることがない。

そもそも休みが少ない。

趣味がない。

消えてなくなりたい。

タケシは気付いた。

書き殴れば、

すっきりすかと思ったが、

スッキリしない。

これは、やはり

更年期障害か・・・。

タケシは気付いてしまった。

おしまい。