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フレネミーやカバートアグレッション??~他者の幸せを肯定できない人たち~

私は、たまに「この人、何言ってるんだろう?」と摩訶不思議な気持ちにさせられる人や瞬間があります。そんな時は、相手が未熟で過剰な防衛機制を働かせている時のようです。大人と思って接してるのに、幼児性が表出されると混乱させられます。視覚的認識と感受性が相反するので。HSPの方だと感受性が豊かなので共感される方もいらっしゃるかもしれません。

以前、10歳以上年上の女性とたまにゆるゆると会っていました。
最初は、ほどほどの距離感で感じの良い方だと思って、連絡が来たらお会いしてました。
しかし、回数を重ねるにつれ、こちらのことを心配してくるようになったのです。何故か、どんな話しても心配されるのです。
夫と仲が良いことを話しても、「良かったね。でもね、色々あるのよ。」とか、子供の話しをしても、「良かったね。でもね、こんな風に大変なのよ。」とか。何を言っても、結末は悪い結果にしかならない。と締めくくるのです。
最初は、『妬みや嫉妬???』『不幸マウント???』『嫌がらせ???』など思ってましたが、非言語的コミュニケーションから推測すると、そのような意地悪には見えないのです。
なので、嫌な気分・不快な気分にさせられたり、ひどく疲労困憊してましたが、これと言った理由がよくわからず、連絡が来たら何となく、会っていました。
すると、相手の方が自分の本音・本心を少しずつ話し始めたのです。
内容は、家庭内別居の状態・子供が育ちあがり夫婦二人になり、会話もなく、子ども部屋が空いてるから、各人一部屋での生活。
などの自分の背景を話され始めました。
そこから今度は夫の悪口を数時間熱弁。
また、別の日には、夫が自分の思い通りにならず、癪に障ることを話し、子供が自分に連絡してくる時は、要件や用事のみ。子供が自分を小間使いにしか扱わない話し。などなど、家族の愚痴と悪口のオンパレード。
始めの印象はどこへやら。本当にあっけにとられました。(善人だと思ったら、善人面だった。というオチ)

そう、この人の夫婦や親子などの親密な関係のマインドは『不幸な関係マインド』で、既婚者や子供がいる人は『みんないずれ不幸な関係になる』という固定観念があり、その観念を頑なに信じてやまないのです。それを他者にも押し付けてきます。(それを受け入れてしまうと不幸沼にハマる)

なので、不幸な人の話しは肯定的に捉え、幸せな人の話しは『いずれ不幸になる。だから、とっても心配』と善人面して、人の幸せを否定する人だったのです。

これは、未熟な防衛機制が複数働いている事例だと思います。
まとめると、私が夫婦関係や親子関係を話したことで、自分の過去の想いが再燃し、意識が飛んで回想するが、現実の家族との関係性は、修復したくても手の施しようがなく、夫婦間や親子間の心理的距離が遠すぎて、空虚感や虚無感が襲ってくることで不安感が増し、それらのネガティブな感情を払拭するために、私の状況や状態を建前では心配するフリして近づいて、幸せを否定することで、不幸な自分を肯定し、自己肯定感をあげるために関わっていたのだと思われます。病的な心理状態です。誰にも本音や本心を話さない事で、心理的な異常性が認識できていないようでした。この人自身が手の施しようがないという感じでした。
このようなタイプがフレネミーやカバートアグレッションにも該当すると思われます。善人面して近づき、距離が近くなると、否定ばかりしてくる人です。
このような人の話しの特徴は、いつも登場人物が問題やトラブルを抱えている人です。不幸な人がとにかく周りに多いのが特徴ですし、自身の近辺の人をいつもディスっています。とかく、自分だけが正しいと思い込んでいます。(しかし、依存して生息してるので心理的な自立は一向に見受けられません。)
叱る立場ではないのに、基本他者を見下しているので、叱ったりして攻撃的なアクションを見せます。自分がどのような立場の人間で、相手からどう見られてるのかも全くわかっていません。

カバートアグレッションを見破る方法

・私がカバートアグレッションを見破る方法は、あえて突っ込んだ具体的な質問を率直に投げかける。です。
カバートアグレッションの人は、善人面したがるので、自分の都合の悪い質問には返答せず、はぐらかしたり、誤魔化したりします。
そして、体裁を繕うために、相手を侮辱したり、怒ったり、被害者ヅラしたりします。対応は支離滅裂です。

・周囲の人間が常に疲弊してる。例えば、配偶者や子供、仕事関係者などリアル世界での関りのある人が、無気力です。このような人と関われば、気力を失って当然です。(エナジーバンパイア)

・リアル世界での関係性が自分の思い通りにならず、恒常的に不満の世界なので、虚像の善人面が通用するネットの世界が自分の居場所となります。
先ほど登場した女性の方も、親戚のLINEアカウントのアイコンの悪口を言ってました。正直、『えっ?その人の自由でしょ。』と、そんな他人の自由の些細なことまで悪口のネタにすることに驚愕してしまい、言葉も出ませんでした。重箱の隅を楊枝でほじくるほどみみっちいので、性格の悪さを見落とし騙されてしまいました。そんな人もいるんですよね。本質や本性に気づいてからは、お会いするのを拒否するようになったことは言うまでもありません。
フレネミーやカバートアグレッションを見逃すな‼沼にはめられないように早期発見が大事。

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算命学×心理学×家族関係~朝月虹湖~
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