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歩けなくなったドラマーと見る「距骨骨軟骨損傷」②──変形性足関節症へ

◆前回までのあらすじ 

おはようございます。
作詞家のヤマノベです。

前回「距骨骨軟骨損傷きょこつこつ なんこつ そんしょう」と診断され、外出時は固定用の装具をつける生活を余儀なくされたところまでお話しました。
それからというもの、アイシングに加えて足首を前後に動かすストレッチを行い、「炎症をこれ以上悪化させないこと」を念頭に日々を過ごしておりました。


◆The pain is gradually increasing

しかしながら、現実は非情なものです。
時は流れて2023年のある日。外出中のふとした瞬間。

(あれ…?なんか足引きずってない…?)

装具をつけて歩いているにも関わらず、右足が思うようについてきません。
ドラムの演奏はしばらくお休みしていましたし、ケアも怠っていないはずなのにどうしてだろう?
そう思った途端、足先から痛みがじわじわと這い上がってきたような心地がしました。
突然歩けなくなったあの日の恐怖が再びやってきたのです。


◆手術という選択肢

痛みが再燃した理由は分からず仕舞いでしたが、久々にクリニックを受診。
コチラは当時のMRI。炎症は以前と比べれば落ち着いているとのこと。
とは言え、日に日に繰り返される刺すような感覚。
患部に痛み止めを注射してもらったこともありましたが、あくまで対症療法。数週間もすると元通りです。

(…一生こいつと付き合っていかねばならんのか?)
精神的にも少し追い詰められてしまいまして、結論としては手術可能な病院を紹介していただく運びとなりました。

診断名は「変形性足関節症」。
ここでX線撮影や診察を通して新たに判明したことを以下にまとめます。

  • 発症のキッカケはおそらく大きな捻挫

  • 靭帯がゆるくなっており、併せて滑膜炎もみられる

  • 変形性足関節症としては初期段階

大きな捻挫については記憶にないですが、昔からよく足を躓かせる子どもでした。「靭帯がゆるい」というのも幼い頃に言われたことがあるので、きっと要因ファクターとなる何かしらの出来事イベントがあったのでしょう。いずれにせよ、「小さな違和感」を無視してきた時間の積み重ねが現状に繋がってしまったのだと痛感しています。


◆今後について

ひとまず年内に決着をつけることになりました。
入院期間は凡そ1週間。全身麻酔による手術とのこと。

ドラムに関しては、まだ何とも言えません。
痛みと無縁の生活というのが想像できず、実際どのような手術になるのかもハッキリとは見通しが立っていない状況ですが、今はただ「何も躊躇ためらわずに走れる身体」に戻りたいという気持ちが強いです。
穏やかな日常のための最善策を取れるよう、担当医の先生ともしっかりお話を進めていきたいと思います。

さて、次回は術後に記事をまとめる予定です。引き続き、気長にお付き合いください。

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