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寳幢寺のお寺ごはん 【番外編】長粒種のご飯の炊き方
スパイス料理と相性が良い長粒種のお米。
寳幢寺ではインド米のバスマティライスをよく炊いています。
インドにはお米の種類は無数にあるのですが、バスマティライスがメジャーで特に手に入りやすいお米です。
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ぱらっとしていて食感も軽く、香りも良い美味しいお米です。カレーとあわせても良し、炒飯的に炒めても美味しいですよ。
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炊き方ですが、
茹でます。
パスタの如く、茹でるんです。
ちなみにお米の量ですが、生米の約3倍くらいに膨らみます。
生米一合だったらおよそ1.5~2人前弱くらいの量になります。
とはいえ軽くて沢山食べれちゃうお米なので、お好みの量を見つけてくださいね。
〈お米の炊き方 ~バスマティライス~〉
①生米をさっと洗って、30分浸水する
*研ぐ必要はありません。表面のホコリなどが取れれば良いので一回すすぐくらいでOK
②鍋にたっぷりのお湯を沸かし、沸騰したら火を止めずに浸水して水を切ったお米を投入する
③米を入れて再沸騰したら中~強火で約7分程度茹でる。パスタの如く、グラグラと茹でる。
*再沸騰時、鍋底に米がくっつかないようヘラなどでかき混ぜておく
④お米が膨らんで柔らかくなってきたら、ザルにあけてお湯を切る
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⑤鍋に湯切りをした米を全量戻し、フタをして弱火で5分加熱。火を止めてそのまま5分蒸らして完成です。全体を混ぜてからお召し上がりください。
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タイ米のジャスミンライスも同じ要領で炊けます。
この方法だとたっぷりのお湯があればOKなので、水加減など考えなくて良いのが簡単です。
文章:松波さゆり(日本仏教徒協会 事務局/ごはん担当)
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事務局スタッフかつ、お寺のキッチン担当。ものすごく和食を作ってそうな見た目に反して、作る料理は基本インド料理。
お寺でのおふるまい経験値が増えるとともに、何十人前でもどんと来い。な台所番になりつつある今日この頃。
一級和裁技能士という着物の仕立て職人でもあります。
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