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R17.心不全とCS【救急・集中治療Reference】


CS1:肺水腫

◇収縮期血圧>140mmHg
◆血管拡張薬+NPPVでの介入開始が主体。
→病態である後負荷上昇に対応&PEEPで肺から水を追い出す。

CS2:全身性浮腫

◇収縮期血圧100~140mmHg
◆利尿薬の使用が主体。
→体液過多による慢性心不全の急性増悪を念頭に、利尿をかける。

CS3:低循環

◇収縮期血圧<100mmHg
◆強心薬/血管収縮薬を使用する。
→心ポンプの駆出障害を念頭に置く。

CS4:急性冠症候群

◆ACSとしての管理を開始する。

CS5:右心機能不全

◇肺水腫なし、静脈うっ血徴候
◆体液バランスを調整(水引き)しつつ、強心薬、血管収縮薬検討。

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