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【仏像作りに参加】引き寄せ力が強すぎるあの寺院で仏教行事に参加した
バンコクに着いたら何はなくとも一番最初にお参りしに行く【ワットプラシーマハータート(バンコク)】
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ここにまた来れたことへの感謝と、今回の旅の安全をお願いしに訪れることが習慣となっています。
▼この寺院に来るきっかけになった話はこちら▼
ドンムアン空港からほど近いこの寺院の上空にはたくさんの飛行機が行き交う光景が見られます。
それを眺めながら、また大好きな国にやってこれたなとしみじみと感じる瞬間です。
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さて今回は大きな仏教祭日近くに訪問したため、今まで一度も入れなかった布薩堂の内部に入ることができました!
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布薩堂の中庭に置かれている結界石を見て、ようやく懐まで受け入れてくれるようになったのかと思うと感動して涙が出てしまいました。
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元々この寺院は手入れが行き届いていて寺院のどこでも美しいのですが、布薩堂は普段一般の人は入れず土足厳禁のため、回廊や中庭、全てが透き通ったような空気を感じられるほど綺麗。
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回廊には参拝者が行事に参加するために、華やかな色柄の敷物と座布団が敷き詰めてありました。
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過剰な装飾のないすっきりとした回廊に祀られている仏像たちも、とても上品なたたずまいです。
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外に出るとボランティアのみなさんが参拝に来られた方にソムタムと飲み物をふるまっており、前を通ると手招きしてくださったのでありがたく頂きました。
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布薩堂の堂内は事前に申し込みをした人しか入れないので、多くの参拝者は外にあるテントで行事に参加するのですが、テントに向かって張られたサーイシン(聖糸)が美しくて眺めていると、あるマダムに声をかけられました。
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英語と日本語が少しできる美しいマダムで、「ここへは初めて来たのか」と聞かれたので、「何回も来ていますがウボーソット(布薩堂)に入るのは初めてでうれしいです」と答えました。
すると行事が始まる前だから、中に入ってお参りしていきなさいと誘ってくださいました!
中はサーイシンがぎっしりと張られており、参拝者はこのぶら下がっている紐を頭に巻いて読経を聞くのです。
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本当になんという幸運でしょう。
特別な寄進や申し込みをしていないにも関わらず、彼女のおかげでご本尊ともご対面できるとは。
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どんな壁画があるんだろうと長い間想像していた実物は、フレスコの背景と浮彫が施されており、まるで一枚一枚が額装された絵画のような、とても手の込んだ美しいものでした。
奥の壁画までは入れず見る事ができませんでしたが、一部だけでも見ることが出来て感動です。
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しばらく2人で参拝をした後に、出会った記念に一緒に仏像作りの寄進をしましょうと言ってくださいました。
仏像作りのための板に、私の名前を聞いてタイ語で書いてくれました。
マダムと連名で寄進できるなんてうれしい。
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金型が置いてあるところに行き、一緒にカードを入れました。
次行くときには、二人で寄進したカードが入った仏像が出来ているのかと思うと、見るのが楽しみです。
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儀式が始まるまで、バンコクのおすすめの場所を教えて下さったり、谷村新司の「昴」を歌ってくれたりと楽しい時間を過ごしました。
「昴」はタイ人に人気の歌だそうで、マダムにつられて周りの方も一緒に歌ってくれて、本当にあたたかい気持ちになりました。
やっぱりこの寺院には色んなご縁を引き寄せてくれる力があるのだな、と改めて感謝した時間でした。
今年ももうすぐしたらお礼参りに行きますね。
いつもありがとうございます。
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