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【Matchima Chocolate】かわいいだけじゃない実力派のビーントゥバーチョコレートショップ

バンコクへ行く度に新しいショップが増えていたり、北部や南部の小さなショップがバンコクに進出していたりと、相変わらず勢いが衰えないタイのクラフトチョコレート界隈。

カッコよく、クールな雰囲気のチョコレートショップが多い中で、ひたすらかわいい世界感を磨き上げてきたMatchima Chocolate(マッチマチョコレート)】

マッチマチョコレートへの最寄り駅はイエローライン・チョークチャイ4駅ですが、車がない旅行者にはタクシーか、バスでしか行けないとても不便な場所にひっそりとあります。

路地の入口に板チョコを抱えた、マッチマチョコレートのキャラクター・マッチマちゃんの看板がひょっこりと現れます。

その看板の通りに路地を進むと、行き止まりに大きな切り株のような建物が。
ここがマッチマチョコレートのカフェです。

こんな場所にあるのに若い人達には大人気で、みんな車でやってきてケーキをテイクアウトしたり、カフェでのんびりおしゃべりしています。

中に入ると小さなカカオの木がお出迎え。
お店の中はどこも写真映えするかわいさで、ここでもカップルが撮影会をしていました。

以前、クラフトチョコレートのイベントで拝見したときは店員さんはみんなドングリのような帽子をかぶっていたのですが、訪問したときはハロウィーンが近かったので魔女と祭祀者のような仮装をしてらっしゃいました。

色んなメニューがあったのですが、やっぱりチョコレートの香りと味をダイレクトに味わえるホットチョコレートのセットを。

ホットチョコレートはチェンライ・チャンタブリー・カンナチャブリー・パッタルンの4産地のカカオから選べます。

私は未体験のパッタルン産にしました。

地域をイメージした衣装を着たマッチマちゃんがかわいい

サーブされるまで、店内を散策。

とってもかわいいパッケージからは想像が付かないかもしれませんが、マッチマチョコレートはイギリスで開催されている有名なチョコレート品評会・アカデミーオブチョコレート(AOC)で金・銀・銅を受賞した3種類のチョコレートを生み出した実力派

金賞を受賞したのは、タイの伝統的なお菓子「フォイ・トーン」とチャンタブリー産シングルオリジンカカオを使った40%ミルクチョコレートを合わせた優しい味のタブレットです。

その他には「カオ・クア」というタイ東北部の煎り餅米を混ぜたタブレットや、ミャンマーとの国境近くにあるサンクラブリー産のシングルオリジンカカオを使ったダークチョコレートタブレットも受賞しています。

だいたいどこのクラフトチョコレートショップでもそうなのですが、シャーレの中に試食用のチョコレートがあるので、店員さんに声をかけると説明しながら試食させてくれます。

並んでいる姿が絵本みたい!

注文時に見せてもらった4つの産地のカカオニブが並んでいて、こちらも香りをかがせてもらえます。
個人的にタイ産カカオは全体的に野性味あふれるストレートで濃厚な風味が特徴だと感じるのですが、マッチマチョコレートはそれらに比べると少しマイルド。

マッチマちゃんが人気キャラクターなので、グッズも販売しています。

色々お話しを聞いていると、店員さんに「できましたよ」と声をかけてもらい席に戻るとびっくり!

なんとクッキーまでハロウィーン仕様でした!

何もない時はマッチマちゃんの型押しクッキーだそうですが、店員さんが「ほら、スクナみたいでしょ?」とニコニコ。
スクナ…って呪術廻戦やん、と気づいて、タイでも人気なの?と聞いたら「人気!私も大好き!」だって。日本のアニメすごいなぁ!

さて、さっそく頂きます。

とっても濃厚なショコラショー!
ココアのような感じを想像しながら飲むとびっくりするかも。
ホイップやクッキーをディップしながら食べるといいかもしれません。

初めてのパッタルン産カカオは、説明の通りバナナのようなとろみのある甘い香りと、カシューナッツのような濃厚な香りがしました。

お店を出ようとしたら軽いスコールがやってきたので、バスで帰ろうと思っていたけどGrabを呼ぶことにしました。

タクシーが来るまでの間、店員さんとお話しをしながら待ちました。
今はソンクラーとカンチャナブリーでカカオ農園を運営しているそうです。
ツリートゥバーへのチャレンジはとても難しいし、時間もかかるので大変ですが頑張ってほしいな。

かわいいお店と店員さんに会いに行ってみてくださいね。


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