【DaNaland トークセン】木づちで叩くタイマッサージで快適なバンコク旅行になった話
一度は本場タイで「トークセン」を受けてみたいと思っていたところ、宿泊ホテルから3駅の場所にトークセン専門施術院を発見。
結構綺麗だし、近いし行ってみよーと思って1回目でドはまり。
3回受けるといいと聞き、2週間の滞在中、4日毎に3回受けてみました。
トークセンってどんな施術なのかや3回受けてみての身体の変化などを書いていこうと思います。
トークセンってなに?
タイマッサージと同じく、タイ北部やタイ東北部発祥の伝統民間医療のひとつです。
様々な形の木の棒を体に沿わせながら木槌で叩き、筋を緩めたりツボを押したりします。
叩くだけではなく、こすったりもします。
振動によって表面だけでなく、筋肉の奥深いところまでほぐしていくそうです。
事前情報で「雷が落ちたタマリンドの木を使う」と聞いていたので、尋ねてみると「施術の目的によって異なる」とのこと。
リラックス目的ではなく、神経痛や関節痛など治療としてトリガーポイントを押すときには雷の力が宿った木を使うそうです。
民間治療奥深い。
ヴェーダ信仰も含まれているなら、雷神・インドラの力があると考えられていたかもしれない。
雷で稲が良く育つともいわれているし、落雷により木に変化が起こるのかもしれませんね。
トークセン体験と回数毎の体の変化
仕事で目を酷使、姿勢が悪い、片頭痛や肩こりがひどい、いわゆる「オフィスシンドローム」満載なことを伝えると、1回目は2時間じっくりとボディ&ヘッドのコースをしてみましょうとの提案。
なんせ初めてなものなので、とりあえず言う通りに。
2回目以降も施術内容は同じですが1時間になっています。
例のごとくトイレで着替えをし、最初はコブミカンの入った足湯で少しマッサージ。
こぶみかんは昔から石鹸代わりにもつかわれてきた果物です。
終わったらきれいなお庭の見えるお部屋に案内してくれました。
体勢はうつぶせ→左右(走ってるみたいな恰好)→仰向けの順で、太い木の棒で足から順に上に向かって叩いていきます。
痛みもなく、リズミカルな音と振動が心地よい。
最後に首や耳の裏、頭、顔を色んな形の棒でこすったり押したりします。
これがめちゃくちゃ気持ちいい!
まあ、でも前回体験した治療院ほどではないかなと思ってお店を後にしましたが、トークセンは翌日から効果を発揮し始めたのです。
1回目の夜と翌日
いつもタイにいるときは眠りが浅いのですが、その日はぐっすり。
夜中一度も目が覚めませんでした。
翌日、仕事をしようとラップトップを開いた瞬間、文字がくっきり見える!
よいしょとまたがっていたバイタクも軽々!
施術を受けた日よりも翌日の方が体調が良くなっているのが分かり、速攻次回の予約をしました。
2回目
旅の中盤は疲れが溜まって常に眠たい、頭がぼんやりするような感覚になることが多いのですが、そこもクリア。
2回目は全身を叩くときに、なぜだかおしりのあたりがこそばゆい。
首から上を施術してもらうときには完全に寝てしまっていました。
最後のストレッチは1回目よりもぐんと腕が上がり、背筋も伸びます。
2回目から尿量が増え、トイレに行く回数が多くなりました。
3回目
普段はこのあたりになると胃腸の具合もあまり良くなく少し便も緩め、毎日たくさん歩くので足もむくんで痛いくらいになります。
しかし今回は定期的にトークセンを受けているおかげか、これらの症状が無く非常に快適です。
食事やお水が美味しい!と感じるようになりました。
こそばゆい場所がお尻から前ももに移動。これにも何か理由があるのかも?
施術後は顔色も良くなり、さらに体が軽くなりました。
定期的に受けたいトークセン
トークセンはとりあえず3回は続けて受けましょう、っていわれていますが、硬く荒れ果てた土を耕す作業に似ているなと感じました。
硬い土を順に柔らかくするときのように、体全体の筋を和らげて、詰まりを減らし、血液の流れを良くしているのだと思います。
日本にいると、極限まで疲れて「もうあかんー!」ってならないとマッサージに行かないじゃないですか?
ほんで一時的に良くなったら、もう3日後には元に戻ってる。
1か月に1回は受けたいところだけど神戸にもあるのかな?
お店とセラピストのこと
今回行った【ダーナランド】はアンカーンさんとエンペーちゃんの二人に施術してもらいました。
まぁこの二人が健康的な美しさなのですよ。
大体タイ人の写真加工は激しすぎますけど、実際もとても美しいです。
彼女はチェンマイにあるトークセンスクールで学び、バンコクでお店を開いたそうです。
ご実家はラヨーンで、ウェルカムドリンクはラヨーンにあるカカオ農園から仕入れている(実家が持ってる農園!)カカオハスクティーです。
先に紹介したコブミカンもラヨーン産ですって。
マッサージの時に使うハーブスプレーも大きいサイズとポーチに入る小さいサイズが販売されていて、小さいサイズは100バーツとお手頃価格。
ハスクティーも100バーツで購入できます。
私は同年代の友人のお土産にハーブスプレーを購入しました。
健康大事。
トークセンにも流派がある
日本でもそうだと思いますが、常連客になるとだんだんと会話が増えてきてトークセンのことも色々教えてくれました。
アンカーンさんのお店はソフトタッチタイプのトークセンで、ハードタイプのトークセンもあるそうです。
よくテレビで見る激痛足つぼみたいな感じで、結構激しく打ち込んでいる動画を見せてくれました。
やったことありますか?って聞いたら、怖くてやったことない!って言ってました。
ハードタイプも、これはこれで創始者・アパータロ氏の辛い体験から編み出された流派で、生徒さんもたくさんいらっしゃるくらい有名なので興味がある方は行ってみてください。
(※自己責任でお願いします)
お店の場所はイエローライン・ケランタン駅から歩いて7分くらい。
大きな幹線道路からは外れた住宅街にあります。
※2024年4月中旬現在はイエローライン高架の破損修理のため、ケランタン駅に行くのにちょっと時間がかかるのでフアマーク駅のマクドナルドが見える出口からバイタクを拾ってタンヤーパークまで行ってもらうといいです。
メニューは今回ご紹介した「ボディー&ヘッド」だけでなく「フットマッサージ」「フェイシャル」「ハーブサウナ」などもあります。
1時間900バーツとメニューに記載していますが、GoWabiから購入すると880バーツになります。
で、続けて行くとなぜか毎回プロモーション価格で受けられます。
予約はフェイスブックのメッセンジャーからしてください。