【mediums cafe】シンプルで実用的なオリジナル画材ショップが併設されたモダンなカフェ
最近ではバンコクでもオリジナルの画材や文房具を作っているプロダクトデザイナーが多くなりました。
代表的なものとして【GRAY RAY】の「EE Defender」はシャドーイングや細かい部分を効率良く描くために芯を長く削ったデッサン用鉛筆の芯を守るために作られた鉛筆キャップです。
このように、最近のバンコクではシンプルで実用的な画材を扱っている文房具店も増えて来ています。
そのうちのひとつ、併設されたカフェでゆったりと過ごせるお店をご紹介します。
BTS・エカマイ駅から歩いて5分ほどの場所にある【mediums(メディウムス)】
あまりにもシンプルなのでうっかり通り過ぎてしまうところでした。
ちょっと青山周辺にあるブティックっぽいですよね。
店内も真っ白で、本当に画材店なの?って感じです。
店名にもなっているメディウムは絵の具と混ぜたり下地にする画材のひとつで、白だったり半透明なのでそのイメージなのかもしれません。
油彩に関するものはあまりありませんでしたが、水彩・色鉛筆・ポスターカラーなど色物の品揃えは充実しています。
筆にもこだわっているようです。
確かに街の文具店で売っている現地製の筆は毛抜けがひどく、ポスターカラーで描くと後が大変だったことがあります。(日本でも同じですが)
ペーパーパレットや、スケッチブックも。
紙質もサイズも豊富です。
シンプルなデザインがかっこいい!
特に色鉛筆の色数の豊富さが素晴らしい。
ドライだけでなく、水彩絵の具のように使える水彩色鉛筆もあります。
この色とりどりの色鉛筆がお店の中央に、波のような什器に展示されていて、真っ白な店内によく映えます。
一本から買えるので、絵が好きな人へのお土産にも良さそうです。
カラーペンやデッサン用の鉛筆、消しゴムも目的に合わせて数種類あり、なかなかのラインナップです。
物販とカフェの通用路には、試し書きコーナーがあり、ちょっとしたアートのようになっていました。
小さな子供用のクレヨンも販売していますよ。
そして、この素敵なウォールアートを見ながら奥へ進むと【Vela cafe】という小さなカフェがあります。
ここの面白いところは、色をイメージしたブレンドコーヒーが飲めるのです。
この写真の左下に、今日のおすすめとイメージカラーの色見本があります。
私はブラックコーヒーの飲めないお子ちゃまなので、アイスカフェラテにしましたが、今日飲んだブレンドはこれ!とコーヒーと一緒にカードも撮影して記録に残すのもいいですね。
この【mediums】は週末にワークショップも行われているそうですので、お絵かき好きさんは行かれてみてはいかがでしょうか?
余談になりますが、すごいシャイな店員さんに色々教えてもらいながら見学をしたのですが、写真を撮って欲しいというと激変!
撮影場所だけでなく、足の位置から目線まで色々と細かく指示があり10枚くらい撮影したのが面白かったです。
そしてベストショットはこちら。
今回は色んな所で店員さんに写真を撮って貰ったんですが、どの人もこだわりがすごい!
絶対一回で終わらないし、ポーズの指示が細かいし、褒めまくりながら撮ります。
タイにしばらく滞在すると自尊心が上がるんじゃないか?と思いました。