戦力外通告(1)
どうも、Kです。
今日は、先日出た大会でぼろぼろだったのでその簡単な振り返りを。
複数局を軽くポイントを押さえて振り返ります。
実際の対局の順番ではないです。
1局目対右玉
ポイント
本譜はおとなしく▲29飛と引きましたが、
やはり▲23歩を推奨されるんですね。
(少しソフトに読ませると▲67銀、▲77桂がより上位に来ますが)
▲23歩△21歩の交換はやはり得ですよねぇ。
▲23歩に△21飛は、▲22歩成がききます。△同金としても▲32角が激痛。
ポイント2
後手が△27歩~△35歩と積極的に動いてきたところ。
1日中将棋を指して疲れていて考えるのが面倒だったとはいえ、
本譜の▲23歩は強気すぎ。
▲29飛と引いて当たりを避けるか、
▲68玉と△36角の王手飛車の筋を消すかがよさそうです。
先の展開を見る感じ、人間的にも▲29飛の方が良さそう。
▲29飛△36歩▲同銀△54角▲47銀△36歩▲45桂△同桂▲同歩△同銀▲46歩とおさめておいてよし。
結果図1-2から、△35桂と食らいつこうとしても、
▲45歩△47桂成▲同玉△37銀▲58金でかわしきれる。
途中、▲45桂に対して△27歩には、▲68玉と避けておく。
△21飛には、▲25歩△同飛▲36銀だ。
また、途中で▲47銀ではなく、▲45桂と強気に返して
△同桂▲同歩△同銀に▲55歩とする手もある。
2局目対嬉野流
ポイント1
明らかに形勢が良くなった後にどうするか大事なところ。
本譜は、思った以上にわからなすぎて
△16歩▲18歩△24香▲26歩△17歩成▲同歩△18歩と指しましたが酷すぎでした。
良かったはずが急転直下で悪くなっていきました。
ソフト一番の推奨手は、△88歩なんですねぇ。
▲同金には△64香があるようです。
なるほどね!(銀得でも意外に方針が難しそうには見えるけど)
△88歩は▲97桂が気になるところですが、
△15飛▲17歩△89歩成で無条件でと金ができるので良し。
次善手は△15飛。▲17歩に△44香。
次に△46香▲同歩△19角の狙いがあります。
これを防ぐのは、▲37角くらいですが、角を打たせて満足と
△85飛と戻っておく。
この後は、すぐに銀を取るのではなく(取ると▲86香が生じる)、
△82飛と引いて△95歩~△96歩~△97歩成。
局面2の3番手で、感動したのが△48歩。
これ、良くないですか!?▲同飛には、△25飛。
▲同金には、△88歩▲同金△64香▲58金△66香▲同歩△39角。
▲59金には、△88歩▲同金△64香▲78金△66香▲同歩△39角。
なるほどなぁ~。
こんな手順指せませんけどね!?
ポイント2
なんてことはない局面で、本譜も深く考えず△41玉としたんですが、
意外と玉寄りは微妙なのかもしれません。
寄るくらいなら△42玉の方が良いようですね。
それに、すぐに左に近づくよりも△33桂の方が良さそうです。
△33桂で気になるのは、嬉野側からの端攻めですよね。
▲15歩△同歩▲13歩△同香▲12角が気になるところですが、
△24角がこちらの応手。
▲21角成ですが、
△16歩~△42金右~△93桂~△52玉~△81飛が壮大な狙い。
▲12馬と逃げても△17歩成と捨てれば△11歩で馬を殺せる。
桂馬を跳ねているせいで端が弱くなっているどころか、
桂馬を先逃げしているんですね。
余談で、桂馬を跳ねていない時に端攻めがあるのか気になりました。
仮に、△33桂にかえて△42玉として▲15歩から端攻めされたとする。
受け方は、2通りあるようですね。
1)△33桂▲14角△24角
2)△同香▲12角△33桂▲23角成△27歩▲同飛△26歩▲32馬△同銀▲26飛△25歩▲28飛
今回、初めてちゃんと嬉野対策を考えたんですが、
少しじっくりした展開になった場合、上の部分図のような形が自陣の最終形になるようです。
△41玉より△42玉、△33桂は跳ねられる。正直、知らなかったですね。
4局ぐらい書くつもりが、2局だけで長くなってしまった……。
毎回書きすぎやねん
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