生まれて初めて俳優さんのイベントに行った
11月3日にあったイベントレポなのに、かれこれ1週間書き上げられていません。良いものにしたい、と思うと、人間はゴールを見失うものですね。それくらい尊くて、終わらせたくない時間でした。
でもそんなこと言ってても仕方ないジャン!?明日はやってくるジャン!?!?
だからもう言いたいことはこれだけ!!
鈴木浩文さん、可愛すぎた!!!!
おしまい!
あとはもう寝言みたいなもん!
全然満足してないけど、私達、先に進まなきゃいけないから!!!!
読みたい人は読んでってください!
どうも、雉野つよしのオタクです。
生まれて初めて俳優さんのイベントに行きました。
鈴木浩文さんの34歳バースデーイベントです。
鈴木浩文さんは暴太郎戦隊ドンブラザーズで雉野つよし役を演じていらっしゃる俳優さんです。
結論から申し上げますと、本当に最高の俳優さんです。売れていただきたいです。もういい加減鈴木浩文はいいよ、出過ぎだよ、と言われるくらい毎日何かしらに出ていただきたいです。
大泉洋がチームナックスを売れさせたようにチームが売れるきっかけになりたい、と何かのインタビューでおっしゃっていましたが、本当にそうなってほしいです。
鈴木浩文さんと雉野つよし
はじめ私は鈴木浩文さんの情報を調べないようにしていました。
「私が好きなのは雉野であって中の人ではない。役者さんのことを知ることで私の中の雉野像がブレるのは嫌だ。故に鈴木浩文さんについて知ることは私にとってノイズだ」
そう思っていました。
それでも誘惑に負けてしまった。
インスタライブをやってコメントを恥ずかしそうに読み上げたり、関西なまりで仲間に突っ込んだりしている鈴木さんを見るうちに、雉野とはまた別の感情というか、感謝の気持ちが芽生えました。
雉野を演じてくれてありがとう。雉野を理解しようとしてくれてありがとう。今見ている雉野は鈴木浩文さんを通して表現されたものであって、私が雉野に思う存分ハマれているのは、鈴木浩文さんが頑張ってくださっているからなんだ。
鈴木さんについて、雉野について、知れば知るほどそう思うようになり、このブログを読んで確信しました。
存在に感謝し、応援することが誇らしい対象のことを、世間では「推し」と言うようです。
私にとって彼は推しと言わざるを得ないでしょう。
感情を忘れたところに来た天啓
ここからは少し自分の話になってしまって恐縮ですが、私は今まで推しに会うのが嫌でした。
推しの視界に入りたくない。推しと同じ空間に居たくない。私が吐いた二酸化炭素を推しが吸うのは公害みたいなもんだ。
そう思って生身の本人に会いたいという気持ちが全くなかったんです。
しかし、転職後、環境の変化についていけなくなった私は喜怒哀楽を忘れてしまいました。
心が浮上する何かが欲しい。感情を思い出したい。
そう思っていたところに飛び込んできたのが、完売したはずの「鈴木浩文バースデーイベント、臨時増枠のお知らせ」でした。
推しを生で見るのは怖い、という感情さえも忘れてしまった私は、追加された枠の抽選に応募しました。そして当たってしまったのです。
スマホの表面を親指でなぞるだけで、推しに会えるんだからすごい時代になりました。
それからは、やるせない気持ちで目の前が真っ暗になっても、「まぁ、あと○日したら鈴木さんに会えるしな」と思えるようになり、徐々に人間の心を取り戻していきました。
当日、ドン8話に食らう
11月3日、イベント当日。
私が当たった回は18時15分からの第4部。
イベントが決まる前からランチの予定が入っていたので、そちらも楽しみにしていました。
向かう電車の中でドン8話を見返し、本当になんとも言えない気持ちになります。
雉野のよくない所が全部出ている回です。
この人、妻のために人殺しちゃうのに、このあと時空寝取られ(今考えた)するんだから、マジでヤバいよな…。
生まれて初めての感情を覚えながら、ランチを楽しみました。
このランチは鈴木さんとは全く関係なかったのですが、これが予想以上に楽しく、私の感受性は完全に回復していました。
不意のMOROHAに食らう
道中、鈴木浩文さんがMOROHAが好きと何かで伺った気がするので、Amazon musicで一番上に出てきた「革命」という曲を聴いてみました。
驚きました。今日という日にぴったりの曲ではありませんか。
私も先日(10月24日)30歳になったばかりなので他人事とは思えません。
おいおいおい、これ以上私の心を掻き乱すんじゃねえよ。
私に向けて言ってるし、雉野に向けて歌ってるだろ。
そんな錯覚を覚えるほどグッサグサに突き刺さってしまいました。
鈴木さんもこの曲を聴いて奮い立たされたりしたのかな。
そして会場へ…
会場に着いてみると、座席自体が舞台との距離が近い上に真ん中の席に通されました。
かつての感受性を取り戻した私は、イベントを前にはたと我に返ってしまいます。
え?こんなに近いの?しかもど真ん中なの?この後生で見れちゃうって何?目が合ったりしちゃうってこと?私の場合、認知されたいと思ったら終わりだ。近くを寄ったからきた、ぐらいのマインドじゃなきゃヤバい。取り込まれる。推しの引力に取り込まれる。これはマジでヤバい。本当にどうにかなってしまうかもしれない。
ほとんどボスと戦う前の主人公みたいな気持ちです。
鈴木さんは敵なんかじゃないのに。
そんな風にやきもきしている間にイベントが始まりました。
第4部の様子
初めにソノザ役のタカハシシンノスケさんがMCで出てきてくれました。
白いボウタイのシャツがお似合いで、いつも画面越しで見ているより親近感があります。TikTokとかでもあまり笑っている印象がなかったので、MCとかやるんだ!?と驚いたのですが、この後もかなり卒なくこなされていました。
普通にめっちゃいい男ですよね。
そして、鈴木浩文さんが出てきてくれました。
「こんにちは、みなさん、今日は集まってくださってありがとうございます!」
いつもTikTokとかCoZaTo×で見ているまんまの、鈴木さんです。
35話では怖さの象徴だった笑顔が、今はひまわりのように咲いています。
私が雉野を好きになった理由の一つは笑顔が素敵だからです。
基本的に自信がなく、何かに怯えたり落ち込んでいる雉野が、時折見せる笑顔に、何度も救われました。
でも今目の前にいる鈴木さんは、雉野とはまた違う笑顔を見せてくれています。
ああ、今楽しいんだな、この時間を幸せに感じてくれているんだな、と思わせてくれます。
この時間は配信用のカメラも入っているとのこと。
私の後ろにカメラがあったので、座高が高い私のせいで配信用動画が見切れていないと良いな…と思いました。
その後、猿原真一役の別府由来さんとキジブラザーのスーツアクターをされている高田将司さんがゲストにきてくださいました!
別府さんの清潔感が凄くてめちゃくちゃ肌綺麗でした…。
高田さんはかなり親近感が湧くお兄さんで、厚い胸板が素敵でした!(男性の胸板にときめいたのって初めて!)
私的最高ポイント
ここからは個人的に素敵だった場面を箇条書きで書いていきます。
銀行員時代の明るすぎて浮いちゃってる写真、愛おしい。舌出すブーム、再来ですね。
椅子が内側に回っちゃう鈴木さん。タカハシさんにつかまって戻すのが可愛かったです!「シンノスケ、持ってごめんな!」ってちゃんと謝ってるのも偉かわいかった!
タカハシさんの私物であるドンブラスター(変身するグッズ)で変身シーンを再現してくださることに!!嬉しすぎてヤバすぎて「ヒャァー…」って小さく声が出てしまいました。鈴木さんが変身してから高田さんと入れ替わるところの再現を別府さんが助監督役で忠実に再現してくれました!
生の「変身!!」に感極まるも、おもちゃから出るチープな音声とのギャップでなんともシュールな雰囲気に。別府助監督が鈴木さんの手と頭の位置を固定し、それに合わせて全く同じ位置になるよう高田さんが鈴木さんと交代。
キジブラザーとなった雉野の挙動を高田さんがやってくださり、目の前にキジブラザーがいる!!!!と大興奮しました。
最後に「ドンブラダンスを踊ってもらえませんか?」とタカハシさんに振られた鈴木さん。「え!?本当にちょっと嫌やねんけど!結構マジで嫌や!」と動揺しつつも、4人全員で踊ってくれました。
私は個人的に間奏部分で雉野がネクタイを締め直す振り付けがめちゃくちゃめちゃくちゃ大好きなので、生でそれを見てその日初めて「え??生の雉野が目の前にいる!?!?え????ヤバい!!!!雉野が目の前で踊ってる!!!!好き!!!!ごめんなさい好きです!!!!好き!!!!!!!!」と思ってしまいました。
さいごに
とにかく全編鈴木さんの素敵さがほとばしっていて、所作も笑顔もお人柄も、全部もっと大好きになりました。
ドンブラザーズ本編での雉野は逆境の最中ですが、鈴木さんも銀行員から転職されて苦労されたと思います。
鈴木さんを通して表現される雉野にもっと刮目したいと思います!
改めまして、鈴木浩文さん、34歳おめでとうございました!
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