マネーイズライフはあながち間違ってないからこの世は残酷
結局金だな、と最近思う。
このご時世なら、特に。
子どもの頃「愛はお金で買える」という言葉をきいて思い浮かべたのは、成金が札束を振りかざして美女をはべらせる様子だった。
しかし、今は違う。
身なりの整った人にツーブロックのやたら明るいネイビーのスーツを来た営業マンがすり寄り、その様子に人だかりができて、その人だかりの中に美女がいる。そんなイメージだ。
お金がありすぎても使い道に困るし、そんなにいらないよー。と、少し前まで思っていたのだが、最近考えが変わった。
お金持ちは、居るだけで価値があるのだ。
スプーンを洗っていると水がはね返って辺りがびしょびしょになるだろう。
しかし、最近の良いキッチンの蛇口はシャワーになっているので水流が分散されて跳ね返りが少ないんだそう。しかもノズルが伸びるので、シンクの隅に溜まったキャベツの切れっ端をコップで何度も誘導するように流すことも無い。
お金持ちはスプーンの水さえ跳ね返らない暮らしを送っている。
ここで言いたいのは、良い暮らししやがって!馬鹿野郎!金持ちなんて嫌いだ!ということではない。
お金を持っていると、利益を得たい人達が勝手に「この人の暮らしがどうなったら嬉しいかなあ」と考えて工夫してくれて、その産物でもっとストレスフリーで豊かな生活をできるから凄い。ということだ。
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