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アウトプット実践編① 「書く」
結論: 「書く」ことで学びの効率が大幅に上がる
前回の記事で取り上げた「アウトプット大全」から、アウトプットの具体的な方法として日頃から意識して取り組んでいる「書く」ことついてまとめます。
「書く」ことで脳が活性化する!
書くことで、脳幹網様体賦活系(脳幹から大脳全体に向かう神経のネットワーク、RAS)が刺激される。RASは「注意の司令塔」と呼ばれており、刺激されると対象物に対して集中力が高まり、積極的に情報を収集し始める。つまり、「書く」ことで脳が活性化し、記憶力や学習能力が高まる。
RASは注意のフィルターとしても機能し「選択的注意」の効果が高まる。選択的注意とは、脳に事前に単語登録しておくことにより、関連する言葉を選択的に拾い出すようになることである。読書前や何かを学ぶ前に「自分が何を学びたいか」を自問し、紙に書き出すことで学びの効率が大幅にアップする。
学びを効率化する「書き方」7選
アウトプット大全に書かれている中から、特に重要だと思われる「書き方」を抜粋しました。また、アクションプラン(以下、AP)として、私が日々の生活で実践している(もしくは今後実行したい)ことを紹介します。
①手で書く
タイピングと比較すると、手書きで紙に書いたほうがより記憶が定着しやすく、新しいアイデアも思いつきやすくなるため、学習効率が高くなる。
AP)手書きでメモやノートをとる。毎日家で5つ以上手書きのメモを書く(To Doリストの整理、思考整理、思考力向上のため)。
②書き込む
読書をするとき「気付き」や「要点」などにアンダーラインを引いたり書き込んだりしながら読むことで、学習効率が上がる。(アウトプットしながらの読書になり、選択的注意も活かせるため)
AP)読書をするときは「気付き」「重要なこと」「アクションプラン」に、アンダーラインもしくはハイライトをする or メモを書き込む。必要に応じてTo Doリストに反映させる。
③書き出す
脳が最も情報を保持している「インプットの直後」に書き出す。アウトプットにより脳のトレイを空にして、情報が入れる(インプットができる)空きスペースを作る。
AP)考え・ひらめきなどは1分以内にメモやノートなどに書き出す。すぐに書けるよう、仕事中はメモ帳を常に持っておく。
④構成を決めてから書く
「構成」と「資料作成」の工程を完全に分ける。
AP)Wordのアウトライン機能で構成を考えてから資料作成(報告書や会議・プレゼン資料の作成など)を行う。
⑤絵や図を書く
文字情報と比較して、視覚情報(絵や図)は圧倒的に記憶に残りやすい。
AP)人に説明するときは、できるだけ絵や図を用いて(描いて)説明する。
⑥上手な文章を書く
インプット→アウトプット→フィードバックのサイクルを回し、より良い文章を書く。
AP)ブログ・SNSのコメントやアクセス数をフィードバックとして利用する。上司や先輩からの添削・アドバイスを素直に聞いて修正し、次からの文章作成に活かす。
⑦問題を解く
インプット(教科書・テキスト等):アウトプット(問題集・過去問等)=3:7の黄金比を意識する。
AP)インプットの割合を減らし、アウトプット中心の勉強法にする。
<所感>
数あるアウトプット方法の中から、まずは一番馴染みの深い「書く」という方法をピックアップして記事にしました。入社当初からメモを取ることは特に意識して取り組んでおり、作業を教わるときは「次からは教わらずに自分でできるようになってやる!」と思って書きまくっていました。
最近ですと「ゼロ秒思考」という本の要約動画を見てから、毎日家でメモを5枚以上書いています。動画(書籍)中では「A4用紙に毎日10枚」ということでしたが、まずは習慣付けるために1日5枚以上で毎日継続しています。また、作業スペースの関係と散らかるのが苦手なことから、A5サイズのルーズリーフに書いて、ファイルに入らなくなったものはデータ化してスマホに保存しています。(Micrisoft Lensでキャプチャ→OneNoteに保存)
個人的には、本記事の書き方のうち①〜④はある程度習慣化できてきたと感じているので、今後は⑤〜⑦を特に意識して取り組んで行こうと思います。
参考書籍:学びを結果に変えるアウトプット大全
メモを活用した思考整理 参考書籍:ゼロ秒思考
ルーズリーフ(無地):コクヨ キャンパス ルーズリーフ A5
リングファイル:リングノート テフレーヌ A5
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