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・拮抗す映画談義や長き夜 姫
9人で7時間。
せいぜい3時間の私は、アフターの食事会のみ参加する。
映画仲間からのお誘いだ。
長年、楽しんできた映画の合評会。
仲間は皆カラオケ好きだ。
それにしても、こんなに長時間飽きないとは。
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19:00、名駅の四川菜館に到着。8名。
雰囲気からして中国だ。
メニューも中国語が目立つ。
味も日本人に媚びない。
出てくるスピードに驚く。
これぞ四川!
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中国料理では四川がいちばん好きだ。
しかし、普段は日本人シェフの中国料理が多いので、本場に近い味は馴染まなくなった。
四川省だけを1週間旅したことがある。
毎日至福だった。
崖を走るバス。
4200メートルの峠では、酸素マスクで助かった。
洗練された料理の日々。
パンダの王国成都では、元祖麻婆豆腐の陳婆さんの店で、すごい麻婆を頂いた。
以来、我が家では、その味を再現すべく、多種の調味料を駆使して、得意料理になった。
ここではあまり話が楽しいので、麻婆豆腐を頼み損ねた。
みんなで食べるとどれも美味しい。
会うのは約1年ぶりにも関わらず、誰もが優しい。
例会では新入りもいて、映画評のレベルもうなぎのぼりとか。
最近観た映画の話も、自分とは違う意見が聴けて良かった。
仲間の死、病気、親の死、息子の結婚など悲喜交々の話題も。
40〜70代の人と、こんなに話すのは久しぶりだ。
夜は涼しくて、秋全開だった。
四半世紀の映画仲間と秋中華
ごろごろと四川唐辛子君臨す
猟奇映画の甘き結末うそ寒し
菊日和今どき貴重な本格婚
耳と脚痛め映画マニアの秋