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町中華の名店近くに開く春  姫

  
最近、我が家の近くに飲食店が次々開店している。
ださい店しかない現状を、打破する勢いだ。

スイーツやトンカツは苦手だが、中華、しかも四川となると絶対に見逃せない。

元名古屋都ホテルの支配人の妻さんは、同ホテルの四川飯店がなくなってから、名古屋にはおいしい四川料理店が見つからない、という。

その2日後、東京赤坂四川飯店で修業した人が、我が家の近くに開店した、と聞いた。

丁度次女母娘が来るので、予約して出かける。
総勢5人。

なかなか小洒落た外観。
店内も広く、シンプルなインテリアがいい。

紹興酒のボトル2本を燗で。
注文したのは干しどうふ、豚和え、えび和え、肉味噌、えび炒め、ザーサイ炒め、青菜炒め、飲茶4種、水餃子、麻婆豆腐、担々麺、杏仁豆腐他。
 


当然どれもピリ辛だ。
しかし、辛いの苦手な夫が何とか食べられるレベル。

繊細で丁寧に作られている。
町中華とはいえない上品な味。
盛り付けも美しい。
リーズナブルでうれしい。

グルメの孫は目を輝かせて食べまくる。
さんざん料理を食べ尽くした後、麻婆豆腐に大盛りご飯、担々麺、デザートなど。

デイズニーランドからの朝帰り。
資金切れで、ろくなものを食べていなかったらしい。
いまどきのJK。
年数回、ユニバーサルスタジオにも友だちと。


四川省だけを旅したことがある。
2日目、成都の陳麻婆豆腐本店へ。
この世で最高の味だった。
今も舌に残っている。

家で再現できないか、時々実験しているが、
レシピがあるわけではないので、毎回味が異なる。
自信作はほんの数回だけだ。

今のところ、川名の町中華1軒のみが水準をクリアーしている。
今日の店のこのメニューは、まずまずだ。

 
麻婆や成都を彷彿春ぬくし 

春ニラのみどり際立つ町中華 

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