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One Point読書(銀座のママに「ビジネス哲学」を聞いてみたら~40年間のクラブ経営を可能にした、なるほどマイルール~)


1 本日のOne Point読書

 本日読んだ本は「銀座のママに「ビジネス哲学を聞いてみたら~40年間のクラブ経営を可能にした、なるほどマイルール48~」(伊藤由美著、ワニブックスplus)」

 本書は銀座でクラブを経営する伊藤由美氏の経験を基にした「仕事本」です。伊藤氏はこれまでも何冊かビジネス本を書いていたと思います。

2 私の今回の読書の視点(テーマ)

 銀座に縁もゆかりも全く無かった伊藤由美氏がどの様にしてチャンスを掴むことが出来たのでしょうか?

3 この本からのOne Pointメッセージ

(1)気が付いたら勝手に直感的に身体が動き銀座のお店に電話をかけていた。

 今思えば、何かの導きだったのかもしれません。私はそのとき、今でも自分で驚くほど大胆な行動に出ました。父の書斎に置かれていたマッチに書かれていた「クラブ花」というお店に「そちらのお店で働きたいのですが」と直接電話をかけていたのです。

 無茶で無謀で無鉄砲もいいところです。でも自然に体が動いていました。「本当に自分にできるのか、やっていけるのか」なんて考えはゼロ。それでころか、頭の中ではすでに、銀座のクラブで楽しく立ち働く自分自身の姿をイメージしていました。

(2)「できる」、「行ってしまえば何とかなる」というポジティブな思い込み

 単純と言えば、単純なのかもしれません。ただ、胸にあったのは「できる」、「行ってしまえば何とかなる」という、ひたすらポジティブな❝思い込み❞だけだったのです。

(3)あったのは大きな夢と根拠のない自身の二つだけだった。

 18歳で夜行バスに飛び乗って上京し、夜の銀座のクラブで働き始めました。当時の私には決して大げさではなく、何もありませんでした。

 あったのはたったふたつの思いだけ。ひとつは、前述したようにお客様の前でも宣言した「絶対に自分のお店を持ってママになる。」という大きな夢です。もうひとつは、「絶対にママになれる」という根拠のない自信でした。

 最初に銀座の街に足を踏み入れたときから、「私はこの街で、クラブのママとして生きていける」と大胆にもそう思い込んでいたのです。


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