【UNERIの働き方②】学業と仕事の両立は可能?アメリカ留学中の現役大学生メンバーの声
株式会社UNERIでは、事業拡大に伴う採用を定期的に行っています。募集をご覧になってくださった方の中には、「学生でも応募できるの?学業との両立はできるのか?」「そもそもUNERIはどんな会社で、どんな仕事をするのか?」と不安に思う方もいるかもしれません。
そこで今回は、弊社の業務内容や大学生メンバーの働き方、インターンでどんな経験や学びがあったのかをお伝えしていければ、とインターン生の声をお届けします。今回、お話を聞かせてくれたのは、留学先のアメリカからUNERIに入社し、距離や時差の壁を感じさせない、パワフルでエネルギー溢れる存在として大活躍している金田陽菜子さん(以下、金田さん)。UNERIへの応募を迷っている方、そして今後インターンを考えている学生の皆さんの参考になれば幸いです。( インタビュー時期:2024年4月)
「卒業後は、日本で働きたい」という思いから、インターン探しをスタート。アメリカ留学中でも勤務が可能なフルリモート・フルフレックス制度
― 数あるインターンの中からUNERIを選んだ理由は?
留学に来る前は、「卒業後はアメリカで働くのもかっこいいな」と漠然と思っていましたが、実際に来てみると日本の良さに気づく機会が数多くありました。アメリカでの留学生活を送る中で、日本という国に好意や興味を持たれることが多く、「日本への誇り」を強く感じるようになり、卒業後は日本で働きたいという思いが強くなったんです。また、アメリカでビジネスを学んでいるものの、日本のことはまだよく知らないと感じ、日本の企業でインターン経験を積みたいと思い始めたのがきっかけでした。
ただ、アメリカ在住のため、リモートワークが条件となりました。求人サイトで「インターン、フルリモート、フルフレックス」と検索したところ、UNERIの募集にヒットしました。その中でも「社会起業家」という言葉が目に留まりました。
学生起業家団体に所属し、起業や起業家への関心が高まっていた私にとって、「社会起業家支援」というUNERIの事業内容は魅力的に映り、興味を持ち応募しました。その後、数回の面談を経て、UNERIへの入社が決まりました。私の場合は、入社までの過程で、学業との両立や業界知識の不足などについて不安もありましたが、何度も面談の機会を設けていただき、とても親身で丁寧に対応してくださったことが印象に残っています。
― 稼働日の1日のスケジュールを教えてください。
正直なところ、毎日のスケジュールは、大学の授業とバイト、課外活動でかなり忙しいです。授業もフル単位で履修しています。
UNERIの業務には、主に夕方から夜の時間帯に取り組んでいます。学校や他のスケジュールとの兼ね合いもあり、自分に一番都合の良い時間で働いています。しかも、この時間は時差によって、日本の午前中の時間にあたるので、ちょうど他のメンバーと一緒に業務をできる時間でもあるため、その点においても都合がいいです。毎日忙しいけれど、とても充実しています。
― 時差の壁を感じさせず、バリバリと仕事をこなしているという声が社内で多く上がっていますが、仕事と学業の両立は大変ではないですか? フルリモート・フルフレックスでの勤務において、仕事と学業の切り替えの秘訣はありますか?
両立はできていますし、与えられたタスクはこなせていますが、完璧とは言えない状況だと思います。時差の影響もあり、よりスムーズな両立方法を模索中です。両立できている最大の理由は、UNERIがフルリモート・フルフレックス制を採用していることだと考えています。試験や課題で多忙な時期には、柔軟に休暇を取ることができる環境があり、大変助かっています。
仕事と学業の切り替えについては、やるべきことが溢れ過ぎてパンクしそうになった時は、Todoリストに全て書き出して整理するようにしています。また、パソコンのウィンドウを完全に分けて使い分けるよう心がけ、学校用とUNERI用を同時に開かないようにしています。
プライベートの時間においては、緊急の業務でない限り、仕事の通知を見ないように心がけています。いつでもパソコン一つで仕事に取り掛かれるフルリモートな環境だからこそ、連絡は土日を避けるなど、メリハリをつけることで、仕事・学業・プライベートの時間を上手く切り分けられるようになりました。
単純なタスクの振り分けではなく、個人の目標や興味関心が尊重される職務環境。会社と共に、個人も成長できる環境。
― UNERIでの主な担当業務を教えてください。また、入社時の目標や希望は、現在の業務を通じて実現できていますか?
主にPodcast番組「インパクトーク」のPM・パーソナリティー、その他イベントの運営業務を担当しています。また、2024年3月に開催されたIMPACT SHIFT*では実行委員として携わり、SNSの運営などを担当しました。
特に私が担当しているポッドキャストでは、起業家の方々と直接コンタクトを取りリサーチを重ね、一緒に番組を作り上げています。そうした経験を通して、様々な業界の日本の社会起業家の方と関わる機会に恵まれました。
また、UNERIには単純にタスクを振り分けるのではなく、一人一人の「やりたいこと、やってみたいこと」を大切に尊重してくれてる環境があるなと感じています。その一つの例として、代表の河合さんやマネージャーの太田さんとの定期的な1on1*の機会があり、自分の目標や希望を素直に伝えたり、お互いにすり合わせを行える環境があるんです。
私は入社時に「起業家の方々と接する機会・話してみる機会があったらいいな」と希望したのですが、その思いを汲んだ上で、ポッドキャストの制作などの適切な役割を見つけてくださいました。起業家の方々とコンタクトを取り、一緒に番組を作るなど、当初の目標は確実に達成できていると実感しています。また、起業家や業界で活躍する同年代の方達と交流する機会を得られて、良い刺激をもらっています。
― 反対に大変だったことや困ったことはありますか?また、「ぶっちゃけ、ここはまだまだ!」、社内で一緒に改善していきたい点はありますか?
大変だったとか、嫌だったことは、本当に無いんです。強いて言えば、UNERIの事業って、色んなセクターの方との多岐に渡る信頼関係の上で成り立っていると思うのですが、それ故に分からない業界用語や人物名がいっぱい出てくることもあります。その都度、聞けば嫌な顔せずに教えてくれるので有難いです。ただ、もちろん1単語1単語全部聞くわけにはいかないので、自分で調べたりとかしてると、皆さんとの知識や経験の差が歴然としちゃっているように思って、もっと頑張らないといけないなとか、不甲斐なさのようなものを感じることがあります。
改善点を挙げるのであれば、小さいチームならではの課題かもしれませんが、まだまだ人数が限られているため、繁忙期には業務が集中し、無理のある状況になりがちな点です。私は、学生ということもあり、柔軟に休暇を取らせてもらえますが、代表の河合さんやマネージャーの太田さんが無理をされているのではないか、と心配になることがあります。
今後は人員を増やしたり、AIツールを活用したりして、誰も過剰に負担をかけずに済む体制作りが必要だと思っています。最近では、積極的な採用活動により3人の新しいメンバーが増えることになりましたし、私自身、社内でもAIツール活用の勉強会を開催したりと、一人一人が無理なく働ける環境づくりを模索しています。
― UNERIのインターンならではの魅力はありますか?
フルリモートで時間や場所に縛られない点は大きな魅力ですね。しかし、何よりもUNERIが持つ「繋がり(社会関係資本)」が魅力だと感じています。社員数は少ないものの、関係するネットワークは計り知れません。インパクト業界をリードする有識者(起業家・VCなど)をはじめとする多くの方々とつながることができるのが大きな強みだと感じています。
例えば、行政のプロジェクトに参加すれば、起業家やVC、行政の方々とも協働できます。また、IMPACT SHIFTなどのプロジェクトに携わると、さらに多様な分野のステークホルダーの方々(起業家・VC・財団・行政・NPO等)とつながる機会があります。自社で完結しない、多種多様で幅広い繋がりを通して成長出来ることが、UNERIで働く魅力だと思います。
一言で「多様なセクター」とまとめてしまって良いのか分からないぐらい、実に様々な方々と協働する機会に恵まれているというのが正直なところです。自分の視野が大きく広がるだけでなく、さまざまな知見を得られるため、着実に成長につながっていると実感しています。
またUNERIには、0から新しいことを生み出す機会も豊富にあります。新規事業に取り組み、ゼロイチを経験できるのは、得がたい貴重な体験だと思います。
私自身、ポッドキャストを担当していることで、さまざまな社会起業家の方と対話する機会があり、視野が広がりました。また、IMPACT SHIFTの開催など新規事業の立ち上げにも関わらせていただき、0から何かを生み出す醍醐味を味わえています。
多様なセクターの方々とのお仕事で、視野が広がり、知識と経験が増えた!一緒に働き、インパクト業界、そして日本を盛り上げたい!
― 今後の目標と夢を教えてください。
インターン中の目標としては、現在携わっているインパクトークとIMPACT SHIFTの2つのプロジェクトを成功させることに強い思いがあります。この二つのプロジェクトは、ほとんど立ち上げぐらいの時から一緒にいたっていうのもあって、すごい頑張りたいなっていう思いがとても強いプロジェクトなんですが、これらのプロジェクトではPMやSNS担当など、責任ある立場を任せていただいています。
今は人員が少ない中で何とかこなせていますが、将来的にメンバーが増えた時に、より広くチームをマネジメントできるようになりたいと考えています。自身のタスクだけでなく、組織全体を見渡せる視野を持って仕事ができる人になりたいです。
卒業後の目標としては、日本で活躍したいと強く思っています。日本の良さや魅力を海外に発信し、日本のプレゼンスを上げていくことに関心があります。あとは、日本のインパクト業界にもとても興味があるので、その分野でも何かできたらなと考えています。起業する選択肢もありますが、それはもう少し先な気もしています。
ー 最後に、インターン応募を迷っている方や応募者の皆さんへメッセージをお願いします!
インパクト業界には本当に素晴らしい方々が活躍されていて、私もたくさんの刺激を受けながら日々学ばせていただいています。様々な経験を重ねてこられた方や、海外でのキャリアも豊富な方々など、多彩な背景を持つ素晴らしい方々と一緒に働けることを心から嬉しく思っています。
一緒に働きながら、日本のインパクト業界の発展を通じて、これからの日本をより盛り上げていけたらなと願っています。
ー ありがとうございました!
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聞き手・執筆:上前万由子
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