ENBUゼミ映画監督コース制作日誌 DAY2 “機材入門①”
本日は授業2日目、撮影機材の入門講義です。
実際にカメラを触って必要な知識を学びます。
本日まとめ
・撮影について静止画と動画の違いからフォーカスや絞りまで基本的なことを学びました。
・授業の後半では実際にカメラを触りながら、各種ボタンの扱いや設定について実習。
・次回は4人1組の班に分かれていよいよショートムービーの撮影実習です。
学びと考えたこと
①作品としての映像
授業はまず映像作品としての撮影と非映像作品としてのそれについて、
講師から生徒への質問と回答を中心に始まりました。
・普段スマホでなんとなく撮影したり旅行の思い出を撮るのは、
あくまで自分や知人など周囲の人がみる前提。
撮影の目的は過去とその周辺を思い出す、というのが中心。
一方映画のそれは、不特定多数の人に「特定の意図を持った」メッセージを適切な形で伝えることが目的。その前提を忘れずにいることが重要。
・そのため初見で見る人の反応や感想は常に大事にしていきたい。
こちらが伝えたいことを相手に正確に伝え、こちらの意図を実現させる。
これは仕事で日常的に発生する報告や取引先へのプレゼンでも全く同じことが言えるなと感じました。誰かに何かを伝えるというのは、根本は同じ何かもしれません。
②カメラで撮影できるもの
撮影フレームの基本FMTに加え「そもそもカメラで撮影できるものは一体何なのか」。
この問いを生徒皆で考えました。
もの、光と影、時間、色、形、空間、音、、、、などなど。
多様な意見が飛び交い、生徒間でも話し合い教室は徐々に熱を帯びてきます。
「そういえば、映画の魅力的なシーンには何が映り何が映ってないのだろうか?」
制作者が意図的に映さなかった対象を考えることで、そのシーンの意図をより理解できるのではないか。自分の映画を見る目が変化していきます。
③カメラを実際に触ってみる
撮影用カメラを実際に触り、ピントや絞りの調整、三脚の使い方の講義を受けます。
リアルタイムで動く対象をスムーズかつ思い通りに撮るには、
撮影にともなう複雑な要素を全て理解し連携させなければいけません。
そのためにはカメラを手足の如く動かせるようになるまで習熟が求められます。
その点、無料で機材をレンタルできるENBUゼミはありがたいと思います。
来月はいよいよ撮影が始まります。いち早くマスターせねば。。。
本日の日誌は以上です。
それでは次回の投稿でお会いしましょう!
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