🐈 連載小説/図書館員 布施真理子の日記 31〜40まで
31、
わたしの日常が、何かそんな変な風になってしまっています。そんな変な風に変わったのが、何だか変わり始めたばかりなので、何とも言えないのですが。お昼の時間まで、時間の隙間に“サイボーグ”になった手が、何か時間の隙間を勿体ながる様に文字を打ちます。これは本当に機械みたいな感覚だったので、わたし本人はその手指を放って置くだけで、あとは何も考えませんでした。
フッと気づいて、出来上がっている文章を読んで、それで…
わたしの中に、こんなに文章って眠っていたのかしら?何だかそ