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🐈連載小説/図書館員 布施真理子の日記

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🐈連載小説〈連載中〉自分でも気付かない内に無くなっていた“小説家になりたい”という夢が叶う物語。あらすじ〜女性エッセイストの瀬山くり(女性エッセイスト、作家)の大ファンのフセマリ…
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🐈 連載小説/図書館員 布施真理子の日記 1〜30まで (現在45,514字)

🐈 小説 図書館員 布施真理子の日記 (現在45,514字) 1、はじめに わたしは作家の瀬山くり…

46、🐈 連載小説/図書館員 布施真理子の日記

46、 気持ちが塞いでしまって、何をする気も湧かない………その時、ふと思い出しました。 “…

45、🐈 連載小説/図書館員 布施真理子の日記

45、 咲ちゃんとお別れして、それで部屋に帰って来ました。 一人で、少しポーっと… そうだ…

44、🐈 連載小説/図書館員 布施真理子の日記

44、 「これは本当に駄目だ。うん。今、布施さんをワサワサさせるのは良くない」 掛川さん。…

43、🐈 連載小説/図書館員 布施真理子の日記

43、 「く、くり先生、じゃなかった香さん!あのね!今わたし職場の皆さんと一緒なの!だ・だ…

42、🐈 連載小説/図書館員 布施真理子の日記

42、 「なんだー、ほらー!」 掛川さんの勝ち誇った呆れと笑い。く、悔しいです、何か。 「…

🐈 連載小説/図書館員 布施真理子の日記 31〜40まで

31、 わたしの日常が、何かそんな変な風になってしまっています。そんな変な風に変わったのが、何だか変わり始めたばかりなので、何とも言えないのですが。お昼の時間まで、時間の隙間に“サイボーグ”になった手が、何か時間の隙間を勿体ながる様に文字を打ちます。これは本当に機械みたいな感覚だったので、わたし本人はその手指を放って置くだけで、あとは何も考えませんでした。 フッと気づいて、出来上がっている文章を読んで、それで… わたしの中に、こんなに文章って眠っていたのかしら?何だかそ

41、🐈 連載小説/図書館員 布施真理子の日記

41、 「わたしはです。本当の本当にまだ迷っているんです。まだ、作家だなんてそやそや言われ…

40、🐈 連載小説/図書館員 布施真理子の日記

40、 正直な所、わたし全然皆んなの話聞いていませんでした。受け応えはしていましたけれど。…