イズミルのケメルアルトゥ・バザールが凄い!
世界遺産のパムッカレを後にして、イスタンブールと首都アンカラに続いてトルコ第三の都市、イズミル(Izmir)へ。
パムッカレからイズミルまでの道のり
パムッカレの町からは近隣のデニズリ(Denizli)まではマイクロバスで行き、そこで鉄道に乗り換えました。鉄道駅はバスターミナルの斜め前で便利。
多くの国は電車よりバスのほうが安いですが、ここでは電車のほうが安かったので迷わず電車にしました。時間がなかったので急いで電車に乗り込み、3時間45分ほどの旅。
かなり停車駅が多くノロノロで、途中から結構混んできました。イズミルに到着し、ホテルにチェックインしてから街に繰り出します。
イズミルの巨大バザールへ!
イズミルにはケメルアルトゥ・バザールという大きなバザールがあるということなので、早速行ってみました。
何でも2,400年の歴史があるバザールだそう。シルクロードの最西端として、そしてイタリアやギリシャとの貿易の拠点として栄えたため、バザールは大きく発展し、現在では27ヘクタールの敷地に1万4千を超える店があり、バザールとして2千もの建物が登録されているそう!あまりにも大きいので2日に分けて行きました。とてつもなく広いエリアです。
モスクを背景にするといかにもバザールという雰囲気で好きです。イズミルは意外と外国人観光客が少なく、地元の人で賑わっていました。
背後の丘に建物がびっしりと並んでいます。
何でも揃うバザール
衣料品、電化製品、寝具、もうなんでもあり。
貴金属の並ぶ通りも。同じ業種が固まっているので買い物しやすそう。
旗も売っているのかトルコの旗が並んでいます。
屋根のあるエリアも。
アーチ型の天井に歴史を感じます。
カフェや軽食屋さんも沢山
カフェの並ぶエリア。椅子のデザインがトルコっぽくていい雰囲気です。
沢山の人で賑わっています。
パフォーマーがカフェを周って演奏していて賑やか。
残念ながら暑くてトルココーヒーという感じではなかったので入りませんでした。
トルココーヒーを作っているスタンドがキュート。
メゼが並んでいたり楽しいです。
炭火でグリルしているドネル。横向きでグリルしているのは初めて見ました。
生鮮食料品や乾物もズラリ
スペイン、イタリア、ギリシャと同様、オリーブもたくさんあるトルコ。
ナッツ類などを売っているお店。鳥がヒマワリの種を食べているのが見えます!蓋をするとか考えないところが大らか。
ペットフードも同じような形式で売っていて、ネコが食べているのを目撃しました。
他のお店でも大人しく何かを待っているネコがいました。
案の定お魚屋さん!
八百屋さんや魚屋さんが並ぶ通り。
気候的にスペインに似ていると思うので、共通する野菜や果物も多いです。
日本人としてはお魚売り場は楽しいです。
かなり指図をしているおじさん。
さすがエーゲ海に面しているだけあってお魚屋さんの数も魚の種類も豊富。
とにかくその規模にビックリ
イスタンブールのグランドバザールや中東・北アフリカのスークにもいくつか行っていますが恐らくイズミルのバザールが今までで一番の大きさ。欧米で言えば、市場やショッピングセンターが同等で、日本で言えば商店街なのでしょうが、とにかくそれらと比べてもビックリする規模でした。
これだけでもイズミルに来てよかった!と思えるほど。その上、地元の人が多いのでローカルな雰囲気を味わえるのも良いです。
次回は、イズミルの名物ストリートフードを食します。