サービスにびっくり!ITAエアウェイズ①:ローマー羽田便
バルセロナは韓国の3つの航空会社が韓国から、複数の中華系航空会社が中国のいくつかの都市から直行便を飛ばしていますが、日本便は未だにゼロ。なので、バルセロナからは乗り継ぎをしないと日本には辿り着けません。中華系航空会社はロシア上空を飛ぶため最短飛行時間でしかも運賃も安く日本に行けるらしいですが、直近の日本一時帰国はITAエアウェイズを利用しました。
今回は2024年の11月下旬に飛んだITAエアウェイズ(旧アリタリア)のローマー東京羽田便のレビューです。
ITAエアウェイズは旧アリタリア航空。コロナ過に傾いたところをイタリア政府に救済され、ITAエアウェイズと会社名を改めたそうです。アリタリアは以前北米便に搭乗したことがありますがサービスはあまり良くなかった記憶でした。
今回一番びっくりしたことは、予約時。直で予約しましたが、一番安い価格帯はなんと預け荷物がなしでした。レガシーキャリアとは思えず、LCCレベルなことにびっくり。荷物2個までの価格帯は多少の追加だったのでそちらをチョイスしました。
機内食はまずディナーから。 イタリアンか和食のチョイスでしたが、イタリアで積んだ和食は怖くて食べれないのでイタリアンにしました。リコッタチーズのラビオリでした。
そのほかフォカッチャにクラッカー。ハムとチーズ、サンドライドトマトにオリーブの前菜。ストロベリームースが意外と美味でした。
12時間半のフライトでお酒が提供されたのは一度だけ。前年乗ったオーストリア航空で4回くらい来たので、違いがはっきり。飛行機でいつも緊張を解すために2杯くらい飲むので食後にもう1杯欲しかったです。
キャビン後方にはソフトドリンクとバルセロナ便でも出たクラッカー。
中間の軽食は小さいハムとチーズのサンドイッチだけでした。
かなり小さいです。
そして最後の朝食はブラウンバッグが登場。
開けてみるとまたサンドイッチ!今回はモッツァレラ、レタス、トマト。残念だったのはパンの下側がべちゃべちゃ…すぐ出すならともかく、水っぽい具のサンドイッチはどうなのかなと思います。
あとはクロワッサンとスナック的な炭水化物だらけでした。朝食はやっぱり暖かいのが欲しいです。
夕食はまあ最近はこんなものかなと思いましたが、その他の食事がとにかく残念。
機材自体は新しくまあまあ快適でした。ただ、インフライトエンターテイメントのスクリーンの英語でWelcomeという部分が日本語では「いらっしゃいませ」となっていました。 そして、スクリーンに「時計」という謎のカテゴリーが。
どうやら英語が「Watch」。そうか!「観る」がwatch違いの「時計」になっている…
外注なんでしょうが、5か国語のうちの1つが日本語で、解説など詳細は翻訳せず英語なのでせめて数少ない翻訳した部分くらいはネイティブチェックをして欲しいなと思いました。
行きのローマー羽田は12時間半の飛行。そして帰りの羽田ーローマは恐怖の15時間以上。ロシアの上空を未だに飛べないので飛行時間がウクライナの戦争前より大分長くなっていますが、食事の量が増えたということはなさそうです。
次回は羽田ーローマ便をお伝えします。