バスク地方唯一の「スペインで最も美しい村」、ラグアルディアへ
リオハ州を中心としてバスク州とナバーラ州にもまたがっているワイン産地D.O.Ca.リオハ。そのバスク州のリオハワイン生産地がリオハ・アラベサ地方。そして、その地方の中心がラグアルディアです。
以前調べたときに良さげだったのでグーグルマップにマークしていました。今回リオハ州のログローニョを再訪した理由は、バル巡りと近隣のワイナリー訪問。ワイナリーも数多くあるようなのでログローニョの観光案内所でラグアルディアのことを聞いてみると、「きれいでおすすめ」ということで行ってみることにしました。
ログローニョからは鉄道駅の隣にあるバスターミナルからバスで30分ほど。ラグアルディアの町を囲む要塞のすぐ外にバスの停留所があります。
ラグアルディアはスペインの団体が認定する「スペインの最も美しい村」の一つ。バスク地方ではここラガルディアだけだそうです。町の入口には「スペインの最も美しい町」の標識が掲げられていました。
要塞の門をくぐって町の中心に向かいます。要塞は12世紀後半にナバラ王サンチョ6世によって建設されたそう。
市庁舎とその前の広場。小さい広場ですがバスクらしい雰囲気があります。
一日に何回か市庁舎のからくり時計が作動します。ちょうど居合わせてラッキーでした。
観光局に行くと町の模型が。丘の上にありぐるっと要塞に囲まれた小さな町です。
ちょっと黄色がかった石の家々が特徴的。
素晴らしい紋章のついたワイナリ兼レストラン。町中には何件か小さなワイナリーがありました。なんでも地下に歴史的なセラーがあるワイナリーもあるそう。
町の両端には立派な教会が建っています。
観光客は欧州人がちらほら。ドイツ人の団体がワイナリーなどと共に訪れているようでした。
雰囲気のある看板。
町を歩いていると小人サイズとでもいうような小さな玄関の家々が目立ちます。かなり屈んでくぐらないと頭をぶつけてしまいそう。
要塞にはいくつかの塔があり、そのうちの一つ。
さすがブドウとワインの生産の町、門にブドウの装飾が施されていました。
立派な鐘楼。
町の大きさの割にはかなり立派な教会です。
お城のような建物はホテルとレストランのようでした。
要塞の外側はぐるりと公園になっていて、ブドウ畑などが一望できます。
ワイナリーは建物を見ると大体分かります。
ラグアルディアの町を歩いた後は遠くに見える波打つ屋根の建物に向かいます。
小さい町ですが中世の雰囲気満載のとってもキュートな町でした。
次回は建築とワインを楽しむラグアルディアのワイナリー訪問です。