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ロストバゲージでエアタグ追跡してみた~ITAエアウェイズ、ローマ便

ITAエアウェイズの羽田発ローマ便に乗った前回。

ローマに到着し、バルセロナ便に乗り継いで起こったロストバゲージのお話です。


ロストバゲージ発覚


羽田ーローマ便は定刻通りにローマに到着し、乗り継ぎ時間は1時間ほど。乗り継ぎ便の出発が遅れ、実質1時間半の乗り継ぎ時間でした。バルセロナに到着したのが夜11時半。

バルセロナの空港のバゲージクレームでITAエアウェイズのローマ便は合計3回に分けて荷物が出てきました。1回目の後でスクリーンに「ローマ便は完了しました。荷物が出てこない場合は受付へ。」と表示が。それにも関わらずその後2回出てきたので、ほんとうに完了したのか?まだ出てくるのか?という疑問。

「そうだエアタグが1つのスーツケースに入ってる!」と思いチェックすると…

スーツケースはローマの空港でした。

ロストバゲージのカウンターで1時間近く待たされ、やっと順番がまわってくると、やはり荷物はローマにあるとのこと。24時間から48時間後に配達されるということでした。おかげで家到着は午前2時半近くになってしまいました。

ローマ便はかなりの人がロストバゲージのカウンター並んでいて、東京便だけでなく他の便の人もいて、聞いてみると東京便と同じように1時間20~30分ぐらいの乗り継ぎ時間だったよう。ITAというよりはローマのバゲージハンドラーの問題なのかもしれません。

エアタグ追跡の1日

翌朝9時過ぎにエアタグをチェックすると、これは間違いなくローマの空港のゲートにいる飛行機に積まれている!前日乗った便と同じゲート付近です。ITAのその日の最初のバルセロナ便は9時。

フライトステータスを調べると遅れて11時半にバルセロナに到着するということ。

12時過ぎにエアタグをチェックするとバルセロナ空港のバゲージクレームと思われる辺りにありました。

ロストバゲージのカウンターでもらった紙にウェブサイトでトラッキングできると書いてありチェックしてみると、この時点ではまだ「あなたの荷物を探しています。」とのみ…これだけだと不安しかないですが、エアタグで見えているのでこの点は安心でした。

どうやらぐるっとベルトコンベアで回って誰もピックアップせずしばらく放置されたものを回収して、それをやっとスキャンするよう…

13時45分過ぎになってようやくSMSで「18時に配送業者がピックアップし、18時半から0時半までの間に配送します」との連絡がありました。

どうやら20時過ぎくらいまで空港でピックアップされなかったようで、エアタグ追跡すると荷物はバゲージクレームから少し動いてターミナルの端っこでずっと待機…

そして20時半過ぎからバルセロナ市内のとある地区をぐるっとまわっていました。

もうすぐかと思ったら、通りすぎて町の反対側に!時折荷物がビルの中に見えるときがあり「まさか間違えて届けてない?」と心配に。

ホテルの前に止まったり、いくつかまた止まって、22時前にやっと電話がかかってきました。「あと6分くらいで到着する」というので、建物の前で待機をしていると、前に止まったおんぼろのステーションワゴン。

え、まさかこれ?一応後ろにはスーツケースがたくさん積まれていました…20代後半くらいのスポーツウェアを着た髭面の男性が出てきて、助手席にはカジュアルな格好をしたどうやら彼女らしい女性。英語は一切話さない様子。

こんな年代物の自家用車のような車で空港に荷物を取りに行くのか!と正直驚きました。ウーバーみたいな個人事業主たちの集まりなのかもしれません。

エアタグは優秀

ロストバゲージは、日本で1回、アメリカで1回経験していますが、今回エアタグのお陰で全容が見えました。空港や街中が主なので、周辺にアップルデバイスがかなりあると思われエアタグの感度はかなり良かったです。5分~10分くらいの遅れはあるようでしたが、ロストバゲージの場合はあまり細かいアップデートは必要がないので、逆に情報が多すぎるくらいでした。ついついトラックしてしまって時間を損した気分に。

ただ、ロストバゲージのカウンターでもらったウェブサイトのトラッキングは情報が少なすぎで、SMSも一度配達予定時刻の連絡があったのみだったので、総合的にエアタグがあって良かったです。実はエアタグは盗難のときにトラックしたことがあるのですが、そちらはあまり役に立たなかったのでケースバイケースかなと思います。


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