ブカレストの旧市街が思いの外キュートだった
ブルガリアから普通列車で到着したルーマニアの首都ブカレスト。
東欧は大好きで何度も旅行していますが、ルーマニアは初めて。ブカレストというとどうしても共産圏時代の大きな建物が並ぶ街という印象がありました。そのため、旧市街があると聞いて正直驚きました。お隣ブルガリアのソフィアも旧市街らしき旧市街がなかったので、あることを想定していませんでした。
カフェやバーが並ぶブカレストの旧市街
15世紀から色々な人種の商人で賑わうようになったというブカレストの旧市街。訪れてみると細い道に歴史のある建物が並び確かに旧市街の雰囲気。しかもお店も結構垢抜けてる!
ちょっとボヘミアンな雰囲気のエリアも。
おしゃれなカフェやバルが並びルーマニアというよりパリのよう。
建物はそこまで歴史はなさそうですが素晴らしいです。
パートナーによると10年くらい前に訪れたときより随分安全、そしてキレイになったとのこと。スペインにはルーマニアから出稼ぎに来ている労働者も多く、経済が良くないというイメージであまり垢ぬけているイメージはなかったので正直驚きました。
歴史的な美しい教会と修道院
旧市街には飲食店が多いですが、教会などもあります。1724年に完成したStavropoleos教会と修道院。かなり小規模です。
ところが入ってみると建築が素晴らしく、この柱はちょっとエキゾチック。
中に入ってみるとフレスコ画がびっしり。
やはりこのオーソドックス(正教会)の雰囲気が好きです。
柱のデザインもゴテゴテ。
とにかく細部まで素晴らしいです。
中庭が美しい旧ホテル
旧市街の端っこ、Hanul lui Manucという1808年にホテルとしてオープンした建物。大きい建物ですが外観は比較的シンプルです。昔の街道に面したいわゆる宿場。
中庭にはレストランがあり入ってみると木造の柱が特徴的な美しい建築。
中庭はルーマニア料理のレストランが占拠しており、こういう雰囲気のところで食べるのも良さそうです。
旧市街周辺も圧巻な建物の数々が
旧市街はかなりコンパクトでその周りは立派な建物がたくさん並びます。フランス人建築家が設計し、1900年に完成したCEC銀行が入る建物。まるでパリにいるよう。
こちらも立派な建物です。
1938年に建てられたというモダニズム建築の建物。この壁の色が歴史を物語っています。
こんな美しいオーソドックスの教会も。
ブカレストよりも美しく大きい旧市街はヨーロッパにはたくさんありますが、特に知られた旧市街ではないので、細い道にカフェやバーがずらりと並び賑わっているのを見てびっくり。そして、多国籍のレストランもちらほらあり意外とバラエティに富んでいたのも印象的でした。
次はブカレスト旧市街にある歴史あるにレストランを訪れます。