嬉しいサプライズ、メッシーナ海峡のキュートな町シッラ
シチリア島を後にし、イタリア本土に渡ってきて最初に宿泊したのが、ビッラ・サン・ジョバンニから電車で一駅のシッラ(Scilla)。
その日どこに泊まろうか調べていて、ビッラ・サン・ジョバンニには何も見どころがなさそうだったので、交通が便利で丘に城壁のあるシッラに泊まることに。
街の名前は、ギリシャ神話に登場するメッシーナ海峡に現れる6つの頭を持つスキュラ(イタリア語でシッラ)という怪物から来ているそう。
駅を出るとすぐビーチ。メッシーナ海峡とシチリア島のメッシーナが見えます。
そして右手を見ると見事な城塞!このお城の土台の大きな岩に6つの頭を持つスキュラが住んでいると伝えられているそうです。
宿泊先はこの反対側なので、海岸沿いをぐるっと歩くと漁船が停泊する港に。
こちら側にはビーチはなく、海岸沿いは家々が並んでいます。
海岸沿いの道は車がやっと通れるくらいの細い道で、住宅、レストラン、バルなどが並びます。
なかなかいい雰囲気です。
ところどころ海が見えます。もともと漁師の家で家からすぐに漁に出れるようになっていたのか、舟が停泊できるようになっています。
夜はこのとおり、城塞が頭上に見えキレイです。
結構歴史がありそうな水くみ場が至る所にありました。
翌朝宿泊先の部屋からの眺めも最高でした。
町のてっぺんに行くエレベーターがあるので、それに乗って行ってみるとこの眺め!
上から見るとかなりキレイに整備されたビーチなのが分かります。
そして漁業の町で期待するのはやっぱりネコ!期待は裏切られませんでした。
それほど見どころはないですが、とにかくキュートな町で観光客もほとんどいなかったので良かったです。ここまでサルディーニャ島とシチリア島を旅してきましたが、ここが一番のお気に入りとなりました!
次はバスでタランチュラの名前の由来となったタラントを訪れます。
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