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ブカレスト旧市街の140年以上続く豪華絢爛レストラン

前回はルーマニアの首都ブカレストの旧市街を歩きました。

そのブカレストの旧市街に構える1879年創業のレストランCaru' cu bere。店名は「ビールの荷車」という意味だそう。内装が素晴らしいということで訪れてみることにしました。

建物は美しいネオゴシック建築で、1898年に完成したとのこと。

入り口は花の装飾で一見モダンな雰囲気。

一歩内部に足を踏み入れると外観の明るさとは一転、深緑色の天井で暗い雰囲気です。

立派な入り口。

内部はかなり広いです。

中央奥のバー付近の壁と天井にステンドグラスがあり素晴らしいです。ステンドグラスは1924年のレストラン拡張の際に設置されたそう。

まだランチには早かったのでコーヒーを頼みました。スペインでは見ない懐かしのウィンナーコーヒー。オーストリアのJulius Meiniのコーヒー豆を使っているよう。

王の行列を描いているそう。

光が反射して見えにくいですが、絵が壁にいくつも描かれています。

二階も上がってみました。一階ほど派手ではないもののやはり壁には装飾のあるタイルで雰囲気があります。

2階からのビュー。二階へは小さい螺旋階段で上がります。

メニューは伝統的なルーマニア料理だそうで、ローリングストーンや日本の皇太子(現天皇?)も訪れたそうです。

このような豪華な装飾を施したレストランやバルはバルセロナでもなかなか見かけないので感動でした。これからもずっと伝統を守り続けてほしいレストランです。

次回は共産圏時代にチャウシェスク指導で建設された巨大な議事堂宮殿です。


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