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バルセロナ市内の観光スポット

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バルセロナ市内のガイドブックに載っていないようなあまり知られていないスポットを中心に裏話なども含め見どころをお伝えします。
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#ミロ

中世の雰囲気漂うのカタルーニャ州政府庁舎

バルセロナ旧市街ゴシック地区の大聖堂裏にあるサン・ジャウマ広場。その広場に構える建物の一つがカタルーニャ州政府庁舎(Palacio de la Generalitat de Cataluña)。カタルーニャ州首相を長としたカタルーニャ州政府が入る建物です。 この正面はバルセロナ市庁舎でこちらは以前訪れています。 州政府庁舎は普段は8月を除いて、月に2回(第2と第4週末)ツアー見学が可能で、それらに加えてお祭りなどの特別なときに無料開放されます(ウェブサイトから要予約)。

今度はピカソ美術館でもピカソとミロの交友を振り返る

前回はバルセロナのミロ美術館で開催されているピカソ没後50年記念のミロとピカソ展について。 このミロとピカソ展はミロ美術館とピカソ美術館の共同で開催されていて、ミロ美術館の展示が期待以上だったので、ピカソ美術館へも行ってみることにしました。こちらも無料開放の日を利用。 ミロ美術館に比べてこちらは観光客がほとんど。場所が観光スポットが集中する旧市街であることと、ピカソの方が知名度が高いためでしょう。特に春節の休暇中のためか中華系の観光客が多くいました。混雑していたので最初は

ピカソとミロの心温まる交友を綴るミロ美術館の特別展

2023年はパブロ・ピカソ没後50周年で、それを記念してスペインやフランスなどでピカソに纏わる様々なイベントや展覧会が開催されていました。 バルセロナのミロ美術館とピカソ美術館でも10月からピカソとミロの交友を描いた特別展が開催されています。ミロも没後40年ということで可能となった特別展。両美術館が共同で開催するという初の試みだそうで、合わせて338ものピカソとミロの絵画などの作品が展示され、ロンドンのテート・ギャラリー、ニューヨークのMOMA、ワシントンDCのナショナルギ