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公務員だった時自腹で電話代を肩代わり

今朝、理由は分からないけど思い出したこと。もう、時効だと思うから、愚痴っぽくなるけどnoteに記録しておく。

公務員のとき、亡くなった人の固定電話代の請求を受けた。

役所には、福祉対象の方に固定電話の回線をレンタル(貸与)するサービスがあった。

昔の固定電話の権利って、ケイタイ電話料金では考えられないほど高額で、私が一人暮らし始めたころで8万円弱。家賃一カ月分より高かった。

そもそも、今のケイタイ電話料金システムとは全然ちがう考え方だから、比べてもしょうがない。

だから、経済的な理由で権利を買わなくても電話を使えるようにした福祉サービスだった。(役所も本人に連絡取れるメリットがあり)


この福祉サービスを受けていた人が亡くなると、ちゃんと支払いは使用者の相続人へ(今回は生活保護担当)と連絡しているのに、電話会社の権利名義は、○○役所となっているので、解約後の未払い料金が何故か役所あてに来ることが多い。

権利者とは別に使用者のデータがあるはずなのに、不思議だった。

電話会社は大きな企業だし、未払い金の回収は、別の委託会社が代行しているケースが多かったから、お知らせしてても担当者に届いてなかったのかもしれない。


私はちゃんと生活保護担当の連絡先を通知したから電話会社の責任なのに、そちらの部署が払えと言ってきた。もっと早くに連絡くれれば、生活保護の担当が支払えたのに!


私はこの経緯を上司に相談した。
予算では、こういう時のための費用が計上されていたので、支払いは可能だったけど、当時の課長は支払いに同意しなかった。かといって別にいい案を提示してくれる訳でもなかった。(これは、パワハラでは?)


それ以外の仕事も重なっていたので、もう面倒くさくなって、休みの日にコンビニで支払ってしまった。3000円くらい。

当時、私が2時間残業するだけで、3000円以上の残業手当もらってた。この件で残業したかはもう覚えてないけど、忙しかったからお金で解決したことになる。

私が記憶している限り、個人的にお金で解決したのはこの件だけだった。

役所の仕事ってつくづく費用対効果とかけ離れていると感じることが多かった。

たった100円の介護予防教室の使用料を出納閉鎖(翌年の5月末)までに支払ってもらうために、何度も督促のお手紙送ったり。(郵便代84円かかるよね?)

高齢者で、行くのがメンドクサイと言われたら、お宅まで行って100円を預かって、代わりに払い込むのを手伝ったと聞いたこともあった。

もちろん、支払うのが正しいことは理解しているけど。


他の自治体や民間企業のサラリーマンだとこういうことはあるのかな?それとも私がセコイ考え方をしているだけなのか。


ご意見ありましたら、コメントに書いていただけますとありがたいです。


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