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水泳🏊‍♀️個人メドレー卒業試験

自己紹介で水泳を習っていると書いて、その後何も触れていなかった。

私は、毎週きちんと水泳を習っていた。

クラスでは、クロールとその他希望の泳ぎ方一つずつが基本で、私は、クロールと苦手なバタフライを半年くらい習っていた。


4月からスケジュールが変わるとお知らせがあった。

3月で辞めることにした。


最後に100メートル泳ぎたいと教えてくれた先生にお願いした。


一人でも練習した。

いつもビート板を使ったキックの練習から始める。

他にも泳いでいる人がいるので、100メール連続で練習することはできなかった。

とても泳ぎに慣れている人のコースは速すぎて、邪魔になってしまうので、そこでは練習しなかった。


最後の日になった。


最初の25メートルは、バタフライ。

うまく泳げないときは、だんだん沈んでしまって、キックができなくなっていた。

練習を重ねて、自分の欠点は、お腹とお尻の力が抜けて、反り腰になってしまうことだと気がついた。

ちょうどヨガで丹田に力を入れて、姿勢をまっすぐにすることを習ったところだった。これが、水泳の「けのび」にも当てはまることがわかった。

丹田を意識すると「けのび」の姿勢が良くなるとともに、一回の呼吸が深くできるので、焦りも少なくなるという効果もあった。

バタフライは自分のリズムで泳ぎ切った。


背泳ぎは、左手の位置を指摘されたので、修正して泳いだら曲がらずに泳げた。バタフライで意識した伸びとお尻の力も継続した。


平泳ぎが一番きつかった。

前に進まなくて苦しい泳ぎになった。


それでも何とか繋げて、クロールでフィニッシュ。


やった!

私は、泳ぎぎった。

2分22秒だった。

ちなみに中学生のクラスでは、2分以内を目標にしているんだそう。

プールにいたときは、達成感で満たされていた。


シャワーを浴びて着替えていたら、急に力が入らなくなった。

そうか、もうこのクラスで泳ぐことはないんだと思った。

タイムラグがかなりあった。

寂しい、悲しい、気持ちが一気にきた。


それでも、私は、前に進む。

3月31日は、もうそこまで来ている。

私にとっての卒業式は、これからだ。



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