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立体感のあるヒュージングと型板ガラスを合わせて内容に深みをつくる。

生徒さまからのご依頼は
「男の子のお部屋に飾れるような時計」を
つくりたいとご依頼くださいました。

私の頭の中に浮かんだ風景は
お部屋に掛けられた時計をお孫さんが
見上げて、自由な発想や夢を感じ
つくってくれた祖母を近くに感じながら
成長されていく姿でした。


ラフ画イメージは、このように
幻想的な街並みは、ヒュージングで
細かくつくり。
色合いは、ポップに仕上げます。
上部は、壮大な海に君臨する
生命力や強さを象徴する
クジラを飛ばせた情景にしました。

クジラのしっぽ部分や雲などのくぼみは
ハンドピースグラインダ―で削っていただきました。

フラミンゴもフォルムのどこかに切れ目が入るとフラミンゴの美しさが
半減してしまいますので
首のくぼみもハンドピースハンドグラインダーで削り、切れ目がないようにしました。

ヒュージング部分は、オフホワイトガラスの上に街並みを置いて焼成して、雲のくぼみを削ります。

焼成後に雲のくぼみを削ります。街並みの窓や煙突を絵付けします。

文字盤の数字のところも
焼き付け用の絵の具で手描きです。

教室での制作風景

コパーテープを巻く前にガラスとガラスの
隙間をチェックします。

お孫さんへプレゼント前に生徒さまのご自宅で時計を
撮影してくださり、写真をご提供してくださいました。

窓辺に置いてもいいですね!
種類の違うガラスに光が透ると
それぞれのガラスの良さが表れます。
白い壁に掛けても照明の明かりに
反射してガラスの色合いを楽しめます。

ずっと、そばに置いて欲しい作品ですね。

自分用でもプレゼントにしても
時刻を見る度に何かを感じる事が
できますね。

既製品を購入することも楽しいですが
時間をかけてつくるのもいいものです。





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