経験不問が研修で辞める背景:面接を受けて見えてきた2024年問題
今回は、経験不問の一回目。
1回目の今回は経験不問が研修で辞める背景について。
この記事を読めば、高齢未経験者はいばらの道。
そんな揶揄が納得の理由が見えてきます。
経験不問なら受かる確率は上がる
結論から言えば、経験不問なら受かる確率はあがります。
ただし、受かっても運送業界は研修がきついので有名。
はっきり言って、トラックが好きって気持ちがなければ乗り越えられない。
では、どの位ハードなのか解説していきます。
横乗りに耐えられるか?
どの業種でも、最初は先輩が仕事を教えるのが通例。
しかしトラッカーの場合、他の業種と決定的に違う所がある。
それは、拘束時間がベラボーに長い事。
特に長距離志望で入ったら、8時間では済まない。
少なくとも3日は見ず知らずの人と一緒にいなければならないのだ。
百歩譲って、それだけならまだ大丈夫としよう。
しかし、そこは運送業界。
元ヤンチャな人がとても多い。
ただし、元ヤンチャでも人のいい人はとても多い。
じゃあ、何が辛いのかを次項で更に深掘りします。
横乗り最大の鬼門は上下関係
今でも元ヤンチャのドライバーは存在します。
彼らは、怖そうに見えるけど面倒見のいい人も多い。
ただし!
50代で採用された場合は確実に自分より年下の先輩がつく。
年下の先輩の中には、新人を任される事を快く思ってない人もいます。
なぜなら、人数の少ない職場では新人教育は負担でしかないからだ。
年下の先輩も元は悪い人でないのだ。
ただ、自分より年上の人に教えた事なんてない。
年下の後輩なら可愛がるけど、年上への可愛がりは怖そうにしか見えない。
更に、年上の先輩を見下す年下の先輩はとても多い。
教えてる本人は至って普通に敬語。
しかし、随所に言葉はぶっきらぼうなので怯える人も多い。
更に、見た目が怖い人も多い=パワハラに映る。
年上、ますます怯える。
年下、更に当たりがきつくなる。
双方、ストレスでしかない。
これが8時間で終わればまだいい方。
しかし、ドライバーの場合は最長72時間は一緒なのだ。
まとめ
結論、経験不問なら採用率も上がります。
しかし、拘束時間が長い研修は超ハード。
更に、ドライバーだけじゃない。
運送業なんだから、荷物の積み下ろしもあります。
力仕事ではない職種から来た場合、めちゃくちゃ大変なはず。
慣れない仕事ゆえに、腰を痛めるなんてあるある。
じゃあ、高齢者はドライバーになれないのか?
当たりの怖い年下の先輩に遭遇しない職場ってあるのか?
次回はそんなお話をします。
それでは!