#16 革靴 手入れ 終章

こんにちは、GENです。

お洒落は足元から」という誰しも、人生で一回は聞いたことがあるこのフレーズ。結論から言うとこれは本当です。実際、この画像を見てもらうと納得がいきます。

足元が重要と分かる画像

同じ服装でスニーカーと革靴だと印象に大きく差が生まれると思います。スニーカーはカジュアルで子供っぽく、革靴はドレスで大人っぽく感じるでしょう。私は別にスニーカーを否定しているわけじゃありません。むしろ合わせやすさはピカイチと思っております。カジュアルなバランスをとるためにスニーカーを足元に活用するのは良いですね。

今回は革靴を手に入れてからのお手入れについて話していこうと思います。それでは見ていきましょう。

1. お手入れの頻度

革靴のお手入れは「月に1回」が良いとされています。目安は8~10回履いたらお手入れをするのが良いでしょう。ちなみに1回履いた後も簡単なお手入れをするというケアも忘れずに。

2. 必要な道具

①馬毛ブラシ(ホコリ落とし用)
② 豚毛ブラシ(クリームを馴染ませる用)
③ 汚れを落とすクリーナー
④ シューズクリーム
⑤ クロス(なければ古布でも代用可)
⑥ 仕上げ磨き用のグローブ
⑦ 木製のシューズキーパー

コチラを使っていきます。

3. 履いた後のケア方法

方法としては
ブラッシングでホコリを落とす
シューズキーパーを入れる
これだけです。

①ブラッシングでホコリを落とす

ホコリやチリをしっかり落として、表面をきれいにすることで革の乾燥を防ぎます。

②シューズキーパーを入れる

シューズキーパーには、除湿・脱臭・型崩れ防止の効果があります。入れる際は、左右の形を確認し、つま先からぐっと押し込みながら革のシワがしっかり伸びるようなイメージで挿入します。この2Stepで手間なく簡単にできるので、靴を美しく長持ちさせるためにも、日々のケアを継続して行いましょう。

4. 本格的なお手入れ方法

先程、お伝えした通り1ヵ月に1回程度はしっかりと磨くようにすると良いです。一見、面倒なようにも感じますが、慣れてしまえば10分ほどで終わります。

方法としては
馬毛ブラシでホコリを落とす
クリーナーで汚れを落とす
③シューズクリームを塗り込む
④豚毛ブラシで馴染ませる
⑤グローブで仕上げの磨き

①馬毛ブラシでホコリを落とす
②クリーナーで汚れを落とす

ホコリやチリをしっかり落とします。特に靴の縁は溜まりやすいので重点的にするのが良いです。また、クリーナーで汚れを取る場合は強く擦らないことがポイントです。摩擦で革が痛むので、適度な力で汚れを落としましょう。

③シューズクリームを塗り込む

シューズクリームを少量取り、ふたの裏側でよく馴染ませてから靴全体にまんべんなく塗り、革に色・栄養・艶を与えます。もちろんつけ過ぎは注意です。

④豚毛ブラシで馴染ませる

塗ったクリームを浸透させるために、豚毛ブラシでクリームを均一に伸ばします。基本的にクリームには油分ロウ分が含まれていて、粘り気があります。ここで毛質が柔らかすぎると、クリームの粘りに毛が引っ掛かかってしまい、うまくクリームが伸びないのです。だから硬い毛質で、弾力が強い、毛束の間隔が広いこの豚毛ブラシなのです。

⑤グローブで仕上げの磨き

お手入れの最後に、余分なクリームは取り除いて、靴磨き用グローブで乾拭きし、艶出しするとお手入れ完了です。

4. 革靴を長く履き続ける方法
皆さんもそうだと思いますが、お気に入りの靴はどうしても履きたくなってしまいます。でも、ちょっとした気遣いで靴を長持ちさせることができます。
・毎日同じ靴を履かず2~3足をローテーションさせる
・靴を履く時に靴べらを使う
・シミを出来づらくするために、防水スプレーを振っておく
…etc
といった靴に対しても小さな気遣いや心遣いをしっかりしてあげることが大切だと思っております。

5.この革靴回を通して

結局、この3回のNoteを通して私は最終的に何が言いたいのか?それは「革靴を早い段階でGETしましょう」ということです。日本はアメリカンカジュアルの影響が強く、市場にヨーロッパライクなドレスアイテムが極端に少ないのです。そこに革靴があればそれだけで上手くバランスを取ることが出来るからです。

私の意見ですが、”バランスを意識しなければオシャレは成立しない”と考えております。簡単に言うと「ドレスライク」なアイテムと「カジュアルライク」なアイテムをバランス良く織り交ぜることが肝要だという話です。皆様のご想像の通りスニーカーは「カジュアルアイテム」であり、革靴は「ドレスアイテム」に区分されると思います。これを織り交ぜていくことで周りからの見られ方や自分の見る世界観が変わります。

ちなみにですが、最後の回に”お手入れ”を持ってきたのにも理由があって、社会人の方は聞いたことがあると思うのですが、「名刺の肩書きよりも革靴が見られる」というのを聞いたことがありますでしょうか?
良い革靴は面倒な手入れをしながら長く付き合うべき代物。手入れの行き届いた靴を履いているだけで「面倒な作業を地道に行える人物=長期にわたって付き合える信頼に値する人物」という評価を受ける確率が高まるという記事を見たからだったりしました。

ということで長く続いた革靴の話もこれにて終わりです。
まだ見てない方はコチラから是非。

本日も新作とともに皆様のお越しを元気にお待ちしております。拝読ありがとうございました!

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