『潜入兄妹 特殊詐欺特命捜査官』感想

ぜーんぜん更新してないし、続きの更新でもないけど、書きます。
記録を残す気分じゃなくなるときがあって、まさに今その状態で…年内には今年のことを清算します❕

さあ、今回なぜこれを書いているかというと……
12月14日で最終回を迎え、まだ余韻に浸っています。実は藤ヶ谷さんが出るのでは…?のときからひっそりと観ていました。
もちろん、🥊も毎週ちゃんと観ていたんですが、個人的な理由でそこまでちゃんとした感想が出ずこちらは今回はパスして潜入兄妹を書きます。
※ラブストーリーが嫌だったとかいう理由ではないです。もはやそのストーリー性は好きだし、拒否することも一切ないです。

それでは、だらだらと書きますがスタートです!


~潜入兄妹~

【概要】

【概要】
日本最大級の詐欺集団 "幻獣"
立ち向かうのは、父親を殺した犯人に復讐を誓う兄妹
身分を隠して潜入し、犯罪組織を内側から壊滅せよ。

https://www.ntv.co.jp/sennyu/intro/


”幻獣”と呼ばれる詐欺犯罪組織に元警察官である兄・貴一、ホワイトハッカーの腕は超一流の妹・優貴、この兄妹が組織に潜入し壊滅させていく潜入サスペンスドラマです。
潜入捜査官だとバレたら即命が奪われるドキドキハラハラなサスペンスだと思ってもらえれば。
ちなみにこのドラマは占拠シリーズのうちの1作のようです。


【出演者】

ドラマ脚本を手掛けるのは、占拠シリーズおなじみの福田哲平さん、そしてプロデューサーも同じく占拠シリーズの尾上貴洋さん。

渡良瀬貴一(円山貴一)・・・竜星涼
渡良瀬優貴(円山優貴)・・・八木莉可子

”幻獣”
鳳凰(鈴鹿瑛太)・・・藤ヶ谷太輔
・幻獣のリーダーであり、青龍の兄。
青龍(阿武隈拓海)・・・桐山漣
・鳳凰の弟で、幻獣の幹部。
朱雀(雲出茜)・・・白石聖
・幻獣の幹部、貴一に好意を寄せるようになる。
白虎(姫川ゆかり)・・・黒谷友香
・幻獣の幹部、政界や実業界に幅広い人脈を持っている。
玄武(六角大吾)・・・吹越満
・幻獣の幹部、鳳凰の相談役。

”神奈川県警”
入間慎之介・・・及川光博
・捜査二課の警部補であり、貴一、優貴の父・貴司とは同期。
 二人を気にかけサポートをするが、ある秘密を抱えている。

物語をみるうえで重要となる人物はこのくらい。
貴一の父親や、鳳凰の父親までの説明もあるほうがさらに深堀できるとは思うけど、メインはこの程度でその他は公式サイトの相関図をみたほうがいい気がします。
以下に貼るので、飛んでみてください。


【おもしろかったところ】

ここからは個人的なおもしろかったところです。

・現代社会で問題となる闇バイト、特殊詐欺を扱った題材
・詐欺失敗、そしてバレたら即死ぬドキドキハラハラ感
・場面のみ流して出来事の差異をあとから演出

この3つでした。ここからは主観が入るので、共感してもらえる場所もあればそれはないってところもあるかもしれません。

まず1つ目
現代社会で問題となる闇バイト、特殊詐欺を扱った題材】
現代、高齢者家庭を狙った強盗やオレオレ詐欺だけに留まらない特殊詐欺が横行しています。それらは詐欺被害だけでなく人を殺める事件も……
さまざまな情報をみると人を殺めることに抵抗なく、金銭的に困窮した人が高額収入を聞きつけ集まり犯罪を犯すケースも少なくないようです。
このドラマでも同様に演出されていました。
そして、末端は幹部の顔も名前も知らず指示され動き、組織を抜けるときは口外ししないように消される。現代の闇バイトもそうなのかな。と考えるシーンも多かったです。
ただ、このドラマで貴一たちが騙すのは善良な人たちではなく、悪いことをした人たちを騙し大金を巻き上げるという内容です。世の中の詐欺もこうなればいいのに…と思います。

そして、2つ目
【詐欺失敗、そしてバレたら即死ぬドキドキハラハラ感】
なんといっても、貴一と優貴はあくまで潜入捜査官。貴一たちの父親は同様に潜入捜査をしていた途中で正体がバレて、何者かによって殺されたのです。
毎話さまざまなピンチを乗り越え、なんとか命拾いをする2人。そこには兄妹愛だったり、潜入捜査ののち無念な死を遂げたお父さんへの思いが重なりパワーになっていたのではないかと。私なりの感想です。
そんな面も見えつつ、常に死と隣り合わせで誰がどこで裏切るかわからないドキドキハラハラ感は毎回のたのしみでした。

最後、3つ目
場面のみ流して出来事の差異をあとから演出
これは、3話でよくわかる演出をされていました。
期日までに詐欺に使う顧客名簿を作れの指示のもと、幻獣の名簿屋黒部の教え子・重信と競合することになりました。結果貴一たちは無事任務をやり遂げ朱雀のもとに行きますが、最初の映像は先に重信が名簿を出すシーンでした。しかしそれは演出上のもので、実際は同時刻別室のシーンを映し、重信のところには貴一たちの仲間が朱雀になりすまし、別室で朱雀と会っている貴一たちのPCにデータをスキャンしているという流れでした。
これをうまく映像の組み合わせをして、貴一たちが失敗したかのように見せ、命拾いするという演出がされていました。
これによって2つ目であげたドキドキハラハラ感が倍増するという…私がすきな演出でした。これはたのしかった!!!!!!!


★最終回を終えての感想

今はHuluでしか配信がないんですが、TVerで1週間見れる間は5回は見ました。これが感想です。
何回でも見返したくなる作品でした。貴一と優貴のお父さんを殺したのは鳳凰と思い潜入捜査をしていた2人が突き止めた真実は、側で見守ってきた入間が真犯人・二代目九頭竜というものでした。そこまで暴き入間も信濃、鳳凰と同様に逮捕されます。
そして、本編最後は警部補2人が幻獣のアジトとなっていた中華料理屋の料理人に射殺されるシーン、逮捕後の拘置所で鳳凰(藤ヶ谷太輔)が入間(及川光博)を警棒で追い詰め血まみれになった鳳凰のシーンが流れ、貴一と優貴のもとに新たな潜入捜査の依頼で公安が現れ終わります。
なにか続きがあるのでは..…あってほしい😢となる終わり方でした。
あってください。お願いします。切実な思い。
貴一と優貴、そして悪いことしてきたけど切ない終わり方をしてしまった悲しい過去を持つ幻獣の人たちのこの先がいいものになってほしい。と思いました。

長くなったけど、今期見ていたドラマの感想をやっと書き終えた。
たくさんのドラマがあったけど、出演者の方や撮影に関わった方たち本当にお疲れ様でした。すごくたのしい期間でした。ひさしぶりにこんな頭を使ってドラマを見ました。いい時間を過ごせました。
本当にお疲れ様でした。

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