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ショコラティエのパフェ


「おうちで、見て、食べる、パフェ」

第10回目として、紹介したいのは、

CHOCOLATIER PALET D'OR(ショコラティエパレドオール)」さんのパフェである。



数々のパフェを食べ歩いてきたわたしだが、

おそらくパレドオールさんが最も多く訪れたお店だと思う。


ところで、パフェというものは大き~く以下の

①チョコレート系パフェ、

②フルーツ系パフェ、

③抹茶(和風)パフェ

に3つに分類できる。

そして、①のチョコレート系パフェのお店といえば、

まっさきにパレドオールさんを思い浮かべる。


なぜなら、パレドオールさんは、

有名な三枝俊介さんが手がける、

本格的ショコラティエであると同時に、

パフェ的思い出の地でもあるからである。


カフェは東京丸の内と大阪に位置するが、

わたしがいつも訪れるのは東京駅直結、

新丸ビル1階の店舗だ。


お店に入れば、カカオ豆からこだわるという

数々のショコラに目が奪われる。


そこでは、ショコラの風味を最大限活かせるように、

さまざまなパフェも工夫して提供している。


わたしが初めてパレドオールさんに行ったのは、4年前の秋だった。

そのとき提供されていたのは、「栗パフェ パレドオール 極み」。



写真からもわかるだろう。すごいボリュームだ。

いつ行っても、いつ食べても、思う。

パレドオールさんのパフェは、本当に贅沢だ。


新栗を使った栗のアイスクリームに、

栗の渋皮煮、下層には新栗のクリーム。

栗を最初から最後まで味わえる構成だ。

かなり、「栗」の主張が激しい。


しかし、そこはショコラティエ。

自家製ショコラを使ったソルべやアイス、

カカオの香るバニラアイスも負けないのだ。


ただ、それぞれが喧嘩しているわけではない。

溶け合っている、というか、なんというか・・・

もう、愛し合っている!!


衝撃だった。


栗が主人公だと思いきや、

ショコラやバニラが前面に出てきて、

かとおもいきや、乾き物のクランブルが現れたり。

それぞれが会話していて、

多くの登場人物が現れる群像劇のように、

物語が繰り広げられるようで、

衝撃だった。



しかも、パフェは、今、その瞬間でしか味わえない。


お持ち帰りなどできない。


賞味期限0分の娯楽だ。



そのおいしさと物語性とライブ感を感じたとき、


「パフェ」のおもしろさを感じた。








パレドオールさんのパフェは、

季節毎に種類が変わる。

そのたびに食べに行き、

そのたびに新たな発見をしている。

詳細はまたの機会に書きたい。














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