【任せると一旦質は落ちる】部下に任せると一旦仕事の質は落ちる覚悟を持つ
保育コンサルタントの杉江です。
さて今回は、
【任せると一旦質は落ちる】部下に任せると一旦仕事の質は落ちる覚悟を持つ
というお話しをしていきたいと思います。
今回の結論ですが、
部下に仕事を任せると、上司や経営者からしたら質は確実に一旦落ちる。
しかしそこを我慢し一緒に乗り越える覚悟を持たないと、チーム全体の力は上がらない。
我慢ができず途中で口を挟みすぎると、チームは崩壊に向かう。
という事になります。
前回、
や、前々回
の話にも繋がってくるかと思いますが、
多くのリーダー・管理職の方は任せた後に口を挟んでしまった経験をお持ちではないでしょうか?
過去のnoteでも何度も書きましたが、本当にその気持ちは分かりますし、明らかに仕事の内容の質が下がっている目の前の状況について、我慢をしながら見守る事の辛さも本当によく分かります。
しかし会社組織として良いチームを作っていくのであれば、この質が下がる事を恐れてはいけませんし、我慢をする覚悟を持つことが重要だと考えます。
皆さんご自身が手を動かして処理をすればすぐに結果は出ますし、上手くいくことも本当によく分かります。
しかしチームを成長させるとなると、部下に任せ、成長を促す環境を用意することが必須になってきます。
ここで私自身が過去に学童保育を経営していた時の経験を、少しお話しをさせて頂きます。
起業から数年、施設長候補の方を雇用する事ができた為、私は現場から完全に退き経営に専念することとなりました。
そこで一歩引いて現場を見ると、私ではほとんど起こさないミスが多発したり、クレームが出たり、また私自身が簡単にできることを、何時間もかけて行っていたりという状況が生まれました。
もちろん、現場のスタッフは手を抜いているわけではなく、毎日一生懸命にやってくれている。
この状況を目の前でみると、本当に辛くすぐにでも手を出したい衝動に毎日かられていました。
そんな中私も覚悟を決めて見守り、どうしてもの時には責任者の者と話をしながら、少しずつ改善をしはじめる事に。
すると1年も経過する時には、私は基本的に全てのことに口を出さず、私がいなくとも全ての事に対応できる施設となっていました。
もちろん大前提として、現場スタッフの努力があってこそでしたが、私自身も自分と戦いながら我慢をして見守り、チームの成長を実感する事ができた貴重な体験でした。
こちらをお読みの皆さんも、何かで似た様な経験をお持ちかなと思います。
部下に任せた後のチームの仕事の質について、皆さんはどうお考えでしょうか?
ここまでお読み頂きありがとうございました!
👆保育流チーム作りのポイント
・部下に仕事を任せた時には、一旦質が下がるのは当たり前。その時に、リーダーがどれだけ我慢できるかが勝負。
・任せた仕事に対して、リーダーが我慢できず何度も口を出すと、部下のやる気を削ぎチームが崩壊へ向かう。
・そもそも、一度任せた事は任せ切る!
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