20240820 Zhabagly → Tashkent さよなら高原 怒涛の国境越え再び
晴れ 山の上は23℃くらい タシケントは32℃くらい
爽やかな高原から外界に降りる日。
タクシーのピックアップを11時にしてもらい、朝ごはんのあと周囲の散歩へ。わんこにもバイバイ。今日は少し霞がかった晴れ。
宿の周りをくるっと回って、ユルタ式の部屋を覗いてみたりして、美しい眺めを見つつ深呼吸。
おじさんおばさんといっしょに写真を撮ってお別れ。すごく良いところでとてもおすすめ。
ちなみに二泊三日3食付と国境までの往復送迎、乗馬トレッキング全部あわせて45000円くらいだった…!充実すぎる。
春に原種のチューリップとかを見に来るのがメジャーなコースらしい。
行きと同じ運転手さんで3時間、草原の中をひた走る。
シムケントの街だけものすごく混んでるけど、それ以外は爆走。
14時過ぎに国境へ到着。
まずはカザフスタン側の出国窓口へ。今日は覚悟ができているので窓口に二人係員がいる列に並ぶ。
そして、まず目の前に並んでいる人に、私はあなたの後ろにいますアピールをしておく。
案の定あと5人位になった時に割り込もうとしてくる人が出るので周りの人といっしょにめっちゃ文句を言いつつ闘う。
40分くらいで通過。もう汗だく。
歩いて国境を越えて、ウズベキスタン側の入国窓口。こちらはやはり出国窓口からパラパラとしか人が来ないので割と空いているが、やっぱり割り込もうとする人が出るので前に並んだおっちゃんと共に撃退。
珍しく窓口の役人さんもお前は割り込んだから後だ!とちゃんと言ってくれる。
こういう時は日本語で文句を言っているが、なんだかんだ怒りは通じるのでなんでもいいのだ。
ここでは主張しないとどんどん抜かされて一向に進めないと思う。
毎度一苦労だが、いま国境の建物も増築中のようだし、もしかしたらこんな体験ができるのもそんなに長くないかもしれないので一つのアトラクション、旅のスパイスというやつだと思うことにする。
通り抜けて15時半前くらい。往路の時みたいに、たらい回しにはならなかったので前より少し早かった。
タクシーなどの勧誘の森を、スマホを耳に当ててテキトーな日本語の独り言を呟きつつ通過。なんだかんだでこれが一番面倒なく進める。
人が落ち着いたところでYandexを呼ぶ。
タシケントの街なかをYandexで通ると一時停止が多くて車酔いすることが分かったので、一番北にある地下鉄駅まで乗って、そこから電車で中心部へ戻ることにした。20分ほどでTurkiston駅に到着。
タシケント地下鉄は駅などがキレイなので一部界隈には有名らしい。この路線は2000年代にできたものなのでまだけっこうピカピカ。
まずは手荷物検査を通ってから、カードのタッチ決済で改札を通る。トルコもそうだったけど、クレジットカードで乗れるの本当に便利。
駅はけっこうSF味のある感じでおしゃれ。
車両も新型のものだったのでとてもハイテク。東京の地下鉄と遜色ない。乗っている人たちも都会風。
しかしこんな都会風なところからたった30分弱なのになぜあんなに国境はカオスなの??と何度も思ってしまう。
始発から終点までなのでのんびり乗る。途中かなり人が増えるけどみんな整然としている。静かだしマナーも良い。
乗り換え駅のMing O'rik駅で下車。ちなみにこの日の時点ではグーグルマップに駅の場所は出るが路線はでないので経路検索はできない。Yandex mapではできる。とりあえずwikiの日本語版に路線図が乗っているのでGooglemapとそれを見比べながら乗った。
ここでそのまま乗り換えてもいいのだが、昼食をすっ飛ばしているのでどこかでなにか食べることにする。
このあたりはかなりおハイソな感じの住宅街。ウズベキスタン料理屋よりもその他の国のレストランが多い。
なんとなく食べたくなったのでコリアンレストランへ行く。一口にコリアンと言っても韓国系、北朝鮮系、中国の朝鮮族系、ウズベキスタン内の朝鮮族系のどれかは不明。
店内で韓国の野球中継してたし、店員さんの服装がゆるいのでたぶん韓国系。
プルコギのセットメニューを注文。
いろいろおかずやサンチュもついて、味噌汁もアツアツ。うるち米にヒエっぽいのが少し混ぜてあるふっくらもっちりしたご飯!感激の美味しさだった。ありがとうコリアンレストラン。
入店時韓国人だとめっちゃ思われた。そりゃそうだ。
ゆっくり食べてお腹いっぱいになった。
またも地下鉄に乗ってChorsu駅へ。
改札を出てちょっと階段を上がったらもう地上。地下鉄なのに浅くてびっくり。出口の周りは即市場になっていた。ちょうどスカーフやさんで母から頼まれていたヒジャブインナーを購入。ウズベキスタンでは色は黒か白しかないけど、レース付きやキラキラのビジュー付きのインナーもある!
色のバリエーションが豊富だったトルコと、ラインナップが微妙に違うのが面白い。
15分くらい歩いて元いた宿に戻った。
今日はもうヨーグルト食べたらおしまい。
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