見出し画像

頭痛・片頭痛(偏頭痛)と鍼灸治療〜低気圧と脳の神経回路

神戸御影鍼灸院
unはさみとおきゅうときどきおはり【アン】

前回は、気圧が低くなることによって血管が膨張し、頭痛・片頭痛(偏頭痛)が起きる
というお話しでしたね。

では今回は、人間のカラダについてお話をすすめていきますね。
このバラバラのお話しが、後半にいくにつれて内容がまとまってきますので、楽しみにお話を読んでいってください^^

《人間の危険センサーって?》

そもそも人間の脳が1番危険な状態と感じることはなることはなんでしょうか?
腕や足がなくなること?
腹痛が長く続くこと?
私たちが不快に感じることや恐怖に感じることと、
『脳が危険だと感じる』ことは違います。

 
そもそも、自分が生き残るために、
①酸素
②栄養
③酸素と栄養を運ぶ血液(濃度や量)

この3つが循環しなくなるなどの不具合を起こした時、一番危険と感じます。
脳に酸素や栄養がいかないと人間は生きていけませんから…。
人間はこの働きを自律神経という名前の回路を使って脳から全身の臓器や組織に色々な指令を伝えています。 

《自律神経の回路はこの2つ》
『交感神経』→全身を活動モード&内臓をお休みモードに切り替える
『副交感神経』→全身をリラックスモード&内臓を活発モードに切り替える
大きく役割を分けるとこんな感じです。

例えば『おトイレに行きたい!』と尿や便を体から排出する作業ですが、どちらの回路を使うと思いますか?
実はリラックスの回路『副交感神経』の回路が優位になることで、排尿排便の機能がスムーズに働きます。
体が戦闘態勢の時にトイレに行きたくなったら大変ですからね(笑)
このようにそのときどきで、体の中のいろんなセンサーがに色々な情報を伝えて、細かく調整がなされているんです。

《脳が危険と感じたら、どの回路を使う?》
では脳に酸素、栄養、それを運ぶ血液の不足やその循環に不具合が起きた時にはどうなるか?
それは、『交感神経』の回路を優位にしていきます。

交感神経を高めることで、血管を収縮させ、心拍動を増やし内臓器を休ませることで脳への血液循環不足が起きないようにしていきます。
このことにより、脳は酸素、栄養をしっかりと確保し全身の機能が危険に晒されない状態にし、守ってくれています。

ここまで、身体が危険に陥らないメカニズムのお話しをさせてもらいました。
さてさて次回は、それをふまえた気圧と頭痛・片頭痛(偏頭痛)のお話しをさせていただきますね。

詳しくはホームページ、インスタグラムをご覧ください。

https://www.instagram.com/un_mikage?igsh=bDd4dWR4dDFnNHJt&utm_source=qr

鍼灸コンパスはこちら

un はさみとおきゅうときどきおはり
〒658-0047 兵庫県神戸市東灘区御影1-22-9 ザ・シティ御影1F
阪急御影駅徒歩約10分
海に向かって下っていただき、山手幹線沿いを西にお進み下さい。
お車の方は、鍼灸院の裏手の『綱敷天満宮』緑のポール(50円/30分)が契約駐車場となっております。

ご不明な点、ご相談はLINE@、健康にはりのチャットシステムをご利用ください。
https://lin.ee/8ntEgQeR

https://g.co/kgs/4gH8kER

https://map.yahoo.co.jp/v2/place/iBryECqmx-I?fr=sydd_p-beaharspot-1-info_bhs-next&from_srv=search_web


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?