提案書の作成方法〜ビジネスオンラインサロンでの学び〜
企画設計スキルとは
ロジカルシンキングで自分の頭の中のアイデアを形にしていくために資料に落とし込んでいくための制作スキルを話していきたいと思います。
資料をうまく作っていくというアウトプットははもちろんですが、効率よく作成していくということが重要になってきます。
それはなぜかというと、
会社員の人が将来的に会社経営したい、起業したいという人の中でこの資料作成に多くの時間を割いている人が多くいますが、直接売上につながる行為ではないからです。
資料は大事だけど直接的な動きにならないので短時間で作る必要があります。
この記事を読んで解決できること
資料作る時のフレームワーク
いろんな種類の資料がありますが、
今回作っていく資料はクライアント様向け、提案向けの資料となります。
まずはこの流れで書いていきます。
大きく分けてこの構成で書いていきます。
まずは今日どんな話をするのか、何について話をするのかAGENDAを書きます。
2つ目は結論を書きます。
以前にも伝える力でお伝えしましたが、SPIN→BFABのフレームワークでまずは結論から述べていきます。
結論を述べたら次に課題の定義を話して、その課題をどうやって解決していくのか、いつまでに解決していくのかを述べていきます。
そしたら、課題毎の解決策を提案して最後に結論をもう一度思い出させて、その課題を解決するためのコストを見積もっていきます。
この大きな流れで提案資料を作っていきます。
以前に話したように
契約までの流れの中で提案は一部になります。
営業のフローにもなってきます。
資料を作る時に必要なシチュエーション
大きく分けて3つになります。
今回はクライアントの提案資料についてお話していきます。
社内提案に関しては売上に関係してこないのでどのように作成しても良いです。
投資家提案資料に関しては投資のインプットをしてからではないと投資家目線がわからないので後ほど行なっていきます。
資料の作り方の解説
資料1枚毎にAGENDAを記載する
資料を読み進めていく中で聴いている側はAGENDAのどのあたりを説明しているのか、わからなくなってしまうことがあります。
そのため、資料1枚毎にAGENDAを記載して、今、何の説明をしているのかわかりやすいように記載しておきます。そうすることで、聴いている側がどんな話を今はしているのか理解しやすくなります。
1スライド1メッセージ
例えば、1ページに自社の強みと競合との比較をいっぺんに書くのではなくて、1ページずつ分ける必要があります。
セミナー用と提出用は資料を分ける必要がある
資料として渡してしまうものの文章が多いと資料にばかり目がいってしまい、話し手の方をみようとしません。そのため、提出用は簡潔にする必要があります。
グラフは細かく表示せずに簡易化する
細かい期間に分けるのではなくて大きな期間でグラフを作成する方がわかりやすいですし、見やすいです。
文字は最小限に短くして「です」「ます」は不要
文字は簡潔にする方がみやすく読みやすくなります。言い切りにすることで簡易化します。
タイトルではなくメッセージを記載する
タイトルではなく何を、メッセージを記載することでグラフをつけなくても直接性が高く伝わることがあります。
図がなければ箇条書きを心がける
箇条書きにすることで見やすくわかりやすくなります。
アンカーフォローをつける
ブリッジスライドを入れるのもありです。
話している途中で聞き手は今、全体のどの部分を話しているのかわからなくなることがあります。聞き手が迷子になることがあります。
今、ここについて説明しています。次にここを説明していきますよと話すことで迷子になることがなくなります。一旦迷子になってしまうと話の内容が入っていかなくなり、結論話が分からず契約に至らないということにつながってしまいます。
カラーはシンプルに
色をたくさん使いすぎるとどこが大事なのかわからず、見ずらい資料となってしまいます。シンプルに2色程度に留めておくことが理想です。
1枚目は課題の定義を書く
想定する御社の課題を3つ書きます。
なぜ、課題から説明するのか。それは、課題に対して資料を提案しに行っているので課題の定義から始めていきます。
課題に対してどのように考えているのか、1つずつ説明していきます。
2枚目は課題解決スケジュール
先ほど述べた3つの課題に対してどのようなスケジュールで解決していくのか説明していきます。
課題解決するための段階を3ステップでまずは述べます。
次にどのくらいの期間で何をしていくのか、提案側がどのようにやっていくのか、御社がどのような動きをするのか説明していきます。
説明する時は1つずつ区切って説明していく
全体的にざっと言われても聞き手は迷子になってしまうので、1つずつ区切って説明していくことが重要になっていきます。
課題解決スケジュールに沿って解決案を説明する
次に課題解決の提案の詳細を説明していきます。
まずは課題解決のために何をするのか。なぜ、その解決方法が妥当なのか。
順序だててスケジュールに沿って解決策を説明していきます。
その際、実際の映像や写真、参考例を述べて聞き手側がわかりやすくかつ、イメージしやすいように資料に載せて説明していきます。
企画を実施した未来を述べる
課題解決スケジュールを1つずつ分けて説明した後に、御社がどんな未来を達成することができるのか説明していきます。
実際にどんなことが達成されるのか、イメージしやすいように実物例を作って提示しながら、ポイントを絞って得られる効果を説明していきます。
費用に関する説明は比較がベスト
コストの比較をすることでどれだけ企画を採用することのメリットがあるのか、コスト削減に貢献できるのか述べることができます。
お見積もりは税抜きで
企画の中でどんな費用がかかってくるのか大まかに説明していきます。
その際に税抜きで提示することでパッと見の印象が安く受けることができることがあります。
提案資料は決済者に説明できるかが重要
大抵、企業様に企画を提案する時は聞き手は担当者であることが多く、決済者ではない場合がほとんどです。
そのため、その担当者が決済者にわかりやすく説明できるように資料を作成して、担当者が伝えやすいような資料の説明をしていくことが重要となってきます。
まとめ
資料作成は直接的に利益が上がる作業ではありません。
そのため、短時間でかつ、見やすい資料作成を心がけることが重要であることを学ぶことができたと思います。
資料作成はないとないとで口頭だけでは伝わりにくいものとなってしまいますが、資料があることでより伝わりやすくなると思います。
また、紙やデータベースの資料だけではなく、動画も情報量が多くなるので提案資料の内容に動画を挿入することでより相手にわかりやすくかつ、感情を動かすことができるプレゼンができるようになると思いますので、ぜひ取り入れてやってみてください。
動画で学びたい人はこちらから ⬇︎
https://www.youtube.com/@takaki_takehana
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